奈良いきものミュージアムが2周年、セントラルパイソンとの撮影が常設化

奈良いきものミュージアムの2周年記念イベント

2023年4月28日、奈良県奈良市で運営されている「奈良いきものミュージアム」が、なんと2周年を迎えました。この機会に、来場者の満足度が高かった体験型展示を強化することが発表されました。特に注目されるのは、人気企画「セントラルパイソンとのチェキ撮影」の常設化です。これは、長さ2メートルを超える迫力満点なセントラルパイソンと一緒に記念写真を撮ることができる魅力的な体験です。

来場者の多様性

「奈良いきものミュージアム」の来場者は、主にファミリー層で構成されています。2023年4月28日から2025年4月30日までの集計では、大人が59％、幼児が19％、小学生が16％と、子どもたちも全体の約3分の1を占めています。特に家族での来館が目立ち、インバウンド（訪日外国人）は全体の10％未満となっています。

このようなデータは、ミュージアムがファミリー層から強い支持を受けていることを示しており、その人気の一因となっています。さらに、同施設は「見るだけではなく体験する」ことに重きを置いており、来場者が満足できる環境を整えているのです。

セントラルパイソンとの記念撮影

新たに常設化された「セントラルパイソンとのチェキ撮影」では、ワクワクが詰まった体験を提供します。特別な記念写真を撮影できるこのアトラクションは、スタッフの監視のもと行われ、参加者にはそのサイズと迫力を間近で感じるチャンスが与えられます。料金は1回1000円で、土日祝の限定企画です。親子で楽しめる貴重な体験で、多くの来場者に喜ばれています。

過去のイベント実績

奈良いきものミュージアムでは、これまでにも様々な特別展示を企画・運営してきました。2023年夏には、恐竜をテーマにした「恐竜たちの夏休み」、冬には「恐竜たちのクリスマス2023」、秋には「海月（つき）とスッポン」、さらには「蛇たちの世界展」といったユニークな展示が行われ、来場者に驚きと発見を提供してきました。これらのイベントも、子どもから大人まで、幅広い年齢層に人気です。

様々なエリアの特徴

奈良いきものミュージアムには、いくつかのエリアが存在し、それぞれ異なるテーマで生き物たちを展示しています。たとえば、カメやカメレオンを中心にした「のそのそ」ゾーンでは、アート性と生活環境を再現して、観察することができます。「しとしと」ゾーンではエキゾチックな生き物が美しい絵画のように展示されています。

「ぷるぷる」エリアでは、愛くるしいウーパールーパーが主役となり、可愛い熱帯魚たちが共演しています。さらに、トカゲを中心にした「からから」ゾーンや、サソリやクモが集う「こわこわ」ゾーンでは、観察を通じて様々な生き物の特徴を知ることができ、学びもたくさん得られます。

ゆったり休憩できる「NIMキャンプ」エリアもあり、そこにはいきものに関する書籍も豊富に取り揃えられています。訪れた際には、ゆっくりとした時間を楽しむことができるでしょう。