新拠点増設の快挙
2024-03-05 15:16:20
潤工社が笠間市に新しい製造拠点を増設し、成長を加速
潤工社の新たな一歩、笠間市の製造拠点に新棟増設
潤工社が茨城県笠間市に位置する「笠間オペレイションズセンター」に新たな製造棟を増設することが決まりました。この新しい施設が完成することにより、同社の生産能力が一層拡充され、国内外への医療用製品の供給体制も強化されます。
施設の概要と増設の意義
「笠間オペレイションズセンター」は、2000年に設立された製造開発拠点で、これまでに説明したように医療関連製品の技術力を推進してきました。今回の新棟増設は、2010年に続くもので、増設された第3棟は、鉄骨6階建て、延べ床面積は約23,000平方メートルです。合わせて、既存の2棟と共に、全体の延べ床面積は約59,000平方メートルに達します。
第3棟の完成予定は2025年9月であり、これは製品の安定供給能力を飛躍的に向上させるための重要な一歩です。また、この増設には約100人の新しい雇用が生まれる見通しであり、地域経済にも貢献することが期待されます。
地震対策と安全性
潤工社は、施設の安全性も重視しており、既存の建物と同様に免震基礎構造を採用しています。これにより、震度5を超える地震が発生した場合でも、安全性を確保しつつ、製造設備への損傷を防ぐことができます。このような対策は、生産の安定性を維持するために不可欠です。
社会貢献とグローバル展開
代表取締役の十河衛氏は、「比類ない価値を創造し、社会を豊かに潤す」という企業理念のもと、長年にわたり技術力と品質の向上に努めてきたと語っています。今後は、茨城県笠間市からだけでなく、山梨県にある製造開発拠点とも連携し、グローバルな市場で革新的な製品を提供することにコミットしています。
環境への配慮
新たな施設は環境エネルギー対応も行っており、高効率の空冷ヒートポンプやLED照明、複層ガラス窓を採用することで、全体の消費電力を削減することを目指しています。また、太陽光パネルの設置を計画しており、CO2排出量の削減にも貢献することが期待されています。このような取り組みは、製造業界が求める持続可能な開発の例となります。
まとめ
潤工社の新たな製造開発拠点の増設は、地域経済や環境への配慮、さらには国際市場における競争力を高めるための重要なステップです。今後、ますます進化する技術力とともに、医療分野において人々の生活を支える高品質な製品の提供に努めていくことでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社潤工社
- 住所
- 茨城県笠間市福田961-20
- 電話番号
-
0296-70-2000