Speee開発体制刷新
2015-08-04 10:00:05
SpeeeがRuby開発者らを顧問に迎え、開発体制を刷新へ
Speeeが顧問人事を発表、開発体制を進化
株式会社Speeeは、近年の事業戦略強化に伴い、新たに顧問としてRubyの創始者まつもとゆきひろ氏と、元クックパッド技術部長の井原正博氏を迎えることを発表しました。この人事は、Webマーケティングやインターネットメディア事業を展開するSpeeeにとって、重要な変革の一環と位置付けられています。
事業の多角化と新しい取り組み
Speeeは「世界中にインパクトを与えるサービスの創造を通じて、世界の進化に貢献する」というミッションを掲げ、さまざまな新規事業開発にも取り組んでいます。最近では、トレーディングデスク事業や不動産一括査定サービス「イエウール」の立ち上げによって、ビジネスの多角化を進めており、さらには医療分野へも進出を図りつつあります。これにより、Speeeは自社の事業領域を大きく広げています。
顧問就任の背景
新たな顧問の就任にあたり、Speeeは開発体制の強化に目を向けています。特に、まつもと氏と井原氏がもたらす知見は、社内の技術力向上に大いに寄与することでしょう。この人事により、Speeeはメイン開発言語をRubyに移行し、より効率的かつ高品質な開発体制を構築することを目指します。
まつもとゆきひろ氏の経歴
まつもと氏は、静岡県浜松市でRubyを開発することに着手。その後、島根県松江市のネットワーク応用通信研究所に勤務し、楽天技術研究所でも活躍をされていました。彼は、Ruby普及のための「Rubyアソシエーション」の理事長としても知られており、テクノロジーの発展に貢献しています。
井原正博氏の経歴
井原氏は、ヤフー株式会社において開発部長を務めた後、2010年からクックパッドの技術部長として活躍してきました。彼の経験と知識はSpeeeにとって大きな資産となるはずです。2015年には株式会社ビットジャーニーを設立し、新規インターネットサービスの開発を担当しています。
今後の展望
Speeeは今後、Webマーケティング支援ツールや第三者配信サーバー(3pas)のリリースを予定しており、BtoB・BtoC向けの高付加価値サービスの提供に一層力を入れるつもりです。成長を続けるSpeeeがどのように変化を遂げ、どのようなサービスを展開していくのか、今後の動向から目が離せません。
会社概要
設立は2007年11月で、東京都港区に本社を構えるSpeee。資本金は13,015,000円で、309名の従業員が所属しています。Webマーケティングとインターネットメディア事業を中心に活動し、技術革新を追求する姿勢が伺えます。今後もさらなる成長が期待される企業です。
会社情報
- 会社名
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株式会社Speee
- 住所
- 東京都港区六本木3-2-1六本木グランドタワー 35階/39階
- 電話番号
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