木村響子さんが語るSNSの未来と誹謗中傷撲滅の取り組み
2023年12月16日、姫路市において開催される人権週間記念講演会は、現代におけるSNSの影響とそれに伴う問題を考える貴重な機会です。講師には、NPO法人リメンバーハナを牽引する木村響子さんが登壇します。この講演では、SNSにおける誹謗中傷を撲滅し、明るい未来を築くための具体的なアプローチと、その背後にある感情を共有し、参加者全員で「やさしい世界」の実現を目指します。
講演の背景と目的
木村響子さんは、元プロレスラーでありながら、悲しい経験を経て人権活動に尽力するようになりました。令和2年5月にSNSでの誹謗中傷により、最愛の娘・木村花さんを失った彼女は、その痛みから立ち直り、同様の体験をする人々を減少させることを目指してNPO法人リメンバーハナを設立しました。この団体は、誹謗中傷の被害者だけでなく、加害者の視点をも理解し、啓発活動を行っています。彼女の講演は、観客にどう行動するべきかを問いかけ、共感を得ることを目的としています。
講演会の詳細
このイベントは、令和7年12月16日(火曜日)午後2時から午後3時30分まで行われます。場所は、姫路市本町68番地290、イーグレひめじの3階あいめっせホールです。開場は午後1時30分からで、参加希望者は事前に申し込む必要があります。定員は280人で、応募が多い場合は抽選が行われるため、早めの申し込みが推奨されます。
申込方法と締切
申し込み方法は、インターネットの申込フォーム、はがき、ファクスのいずれかです。郵便での申し込みの場合は、必要事項として、住所、氏名、電話番号を記入し、まだ空きのあるか確認したい方は059の079-282-9801まで直接お問い合わせください。締め切りは、令和7年12月4日(木曜日)の必着です。申し込みは1通につき2名まで可能です。
みんなで考えるSNSの未来
この講演を通じて、参加者はSNSでの誹謗中傷が社会に与える影響や、その対峙方法を考える機会を得ることができます。手話通訳と要約筆記も用意されているため、幅広い方々が参加できる環境が整えられてます。
木村響子さんの実体験に基づくメッセージは、聴衆に深い感情を呼び起こし、 SNSについて考え直すきっかけを与えるでしょう。この機会に、社会をより良くするための「小さなきっかけ」となることを願っています。