平野CEOがアドバイザーに
2016-05-13 09:00:01
インフォテリアのCEO、シリコンバレーのFenox VCのアドバイザーに就任
インフォテリア CEO 平野洋一郎、Fenox VCのアドバイザーに就任
インフォテリア株式会社のCEOである平野洋一郎氏が、アメリカのシリコンバレーに本社を置く投資会社「Fenox Venture Capital」のアドバイザーに就任しました。このニュースは、平野氏の長年のキャリアと日本のスタートアップ界における彼の貢献が新たな展開を迎えたことを意味しています。
平野氏は1998年にインフォテリアを創業し、2007年には東京証券取引所に上場しました。ビジネスの世界での信頼性と成功を背景に、彼はMIJS(Made In Japan Software)コンソーシアムの理事長を2016年まで務め、現在では国内初のブロックチェーン推進協会であるBCCCの理事長も務めています。
Fenox Venture Capitalは、グローバルなスタートアップへの投資に積極的で、北米、欧州、アジアに展開する65以上のスタートアップに資本提供を行ってきました。また、日本の大手企業とシリコンバレーの最新技術を結びつけ、新しいビジネス機会を創造する役割も果たしています。平野氏の参画によって、さらに日本のスタートアップや企業との連携が深まることが期待されています。
平野氏自身も、Fenox VCとの連携を通じて日本のスタートアップ業界の発展に貢献したいとコメントしています。「Fenox VCは、数多くの日本のスタートアップに既に投資を行い、そのグローバル戦略をサポートしています。私自身もこの素晴らしいチームの一員となれることを大変嬉しく思っており、この機会を最大限に活かしたいと思います。」
同じく、Fenox VCのCEOであるアニス・ウッザマン氏も、平野氏の参加を非常に歓迎しています。「私たちは日本のスタートアップを支援するために大規模なファンドを運営しており、平野氏の加入によってさらに強いコミットメントを示すことができます。日本の企業にとって、シリコンバレーの最新技術にアクセスすることは非常に重要であり、平野氏と共にその実現を目指します。」
Fenox Venture Capitalの役割
Fenox VCは、初期投資の専門家として数百万ドル規模のファンドを運営しており、特に日本やシリコンバレーにおけるスタートアップのサポートが特徴です。過去の投資先として、JiboやAffectivaなどがあります。日本と海外のスタートアップに対する投資を通じて、パートナーシップ的なアプローチを取ることで、より良いビジネスチャンスを生み出していく方針です。
インフォテリアの展望
インフォテリアは、企業間の情報共有を円滑にするソフトウェアを提供し、多くの企業に導入されています。その主力製品である「ASTERIA」は、異なるシステムのデータ連携をプログラミングなしで実現し、ビジネス環境の効率性を向上させています。平野氏は、シリコンバレーとのつながりを持つことで、さらに新しい技術の導入を促し、インフォテリアの成長を加速させることが期待されています。
今後、平野氏のリーダーシップの下、インフォテリアとFenox VCとのコラボレーションがどのような形で具現化されるのか、業界関係者が注目しています。日本のスタートアップのグローバル展開を助ける重要な役割を担うことで、彼の新たな挑戦に期待が寄せられています。
会社情報
- 会社名
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株式会社フェノックス・ベンチャーキャピタル・ジャパン
- 住所
- 東京都品川区西品川1−1−1住友不動産大崎ガーデンタワー9階トンネル東京
- 電話番号
-
03-6417-4570