アップデイティットが発表した次世代ドキュメンテーションソリューション
2024年12月17日、アップデイティット株式会社は革新的なAI機能を搭載したドキュメンテーションソリューションを発表しました。この新しい技術は、ドキュメント作成や管理を行う上での様々なプロセスを効率化し、ユーザーの日常業務を大幅にサポートすることを目的としています。特に、大規模言語モデル(LLM)を用いた新機能の数々は、業務の生産性を向上させると期待されています。
主な新機能
今回のアップデートでは、以下の主な新機能が発表されました。
1. AIによるドキュメントの下書き作成
この機能では、ユーザーが指定した内容に基づいてAIが自動でドキュメントの下書きを生成します。作成された下書きはcrossnoteドキュメントに直接取り込まれ、表や箇条書きといった書式にもしっかり対応しています。これにより、作業時間を大幅に短縮できるのは間違いありません。
2. AI改善案の提示
選択した文章に対してAIが改善案を提案し、ユーザーはその修正をワンタッチで適用できます。変更点は視覚的にわかりやすくハイライトされるため、スムーズに文章を改善できます。
3. AIレビュー機能
ドキュメントをAIがレビューし、コメントを追加します。AIが提案した修正は、簡単に反映することが可能です。これにより、文書の質を高めやすくなります。
4. AIによる校正支援
スペルチェック機能も充実しており、誤字脱字を見つけた際にはワンタッチで修正が可能です。
5. 自動レポート作成
元のドキュメントから新たに指定した項目を自動で転記するこの機能は、時間の節約に繋がります。crossnote、Word、テキストファイル、PDFファイルに対応済みです。
6. AIによる要約と比較機能
ドキュメント全体を要約し、さらに2つのファイルを文意レベルで比較する機能も搭載されています。これにより、膨大な情報を迅速に把握できるようになります。
7. カスタム・タスク
ユーザーが定義した変換処理を簡単に行える機能もあり、個々のニーズに対応できる柔軟性があります。
最新技術の導入
アップデイティットのAIサポート機能は、OpenAIのChatGPTやGoogleのGeminiなど、最新の技術に対応しています。また、業務運用のためのローカルLLM(Ollama使用)を利用することで、より高度な効率化が図れるのも大きなポイントです。
今後の展望
アップデイティットが提供する新たなAIサポート機能は、2024年12月末にリリース予定のcrossnote ver 2.1.11から利用可能になります。これにより、ドキュメンテーションの手法が根本から変わると期待されています。
会社概要
アップデイティット株式会社は2006年に設立し、ドキュメンテーション作業を効率化するシステムであるcrossnoteおよびドキュメンテーション自動化ツールEDITROOMを開発・提供しています。今後も彼らの挑戦に目が離せません。