食の未来考える交流会
2023-03-31 10:00:00
「食の未来」を考える!札幌大通の「bokashi」で熱気あふれる交流会開催
札幌大通「bokashi」で食産業の未来を考える交流会開催!
2023年3月20日、札幌大通にある複合施設「bokashi」にて、食産業の未来を考える勉強会・交流会「#2 食べるわたしたち - 生産の現場から、これからの食産業をともに考える - Presented by bokashi」が開催されました。
生産者、食品加工業者、食産業に関わる方々など、多様な背景を持つ35名が集まり、第一部では「ほっかいどうFarmer & Fisherman's Camp」と題し、東の食の会の高橋大就さんによる顧客視点とマーケティング基礎に関する勉強会が行われました。
高橋さんは、東北地域の食産業事業者向けに、食産業を牽引するリーダーに必要なスキルを学ぶ機会を提供している「Farmer & Fisherman's Camp」の経験を踏まえ、生産者が自身の商品をどのように伝え、価値を高めていくかについて熱心に解説しました。
参加者はワークシートを用いて積極的に意見交換を行い、活発な議論が展開されました。高橋さんは、前日から余市などの生産者を訪問していたこともあり、北海道の土地と生産現場への熱い想いを語っていました。
第二部交流会では、食の未来を語り合う
第二部では、第一部参加者に加え、「食のこれから」に関心を持つ人々も加わり、生産者と生活者、地域同士の繋がりを深める交流会が開催されました。
北海道食べる通信編集長の佐々木学さんの挨拶では、食に対して様々な関わりを持つ人々の繋がりについて語られ、参加者たちはグループに分かれて「食に関してモヤモヤしていること」「これからの食産業がどうなってほしいか」についてディスカッションを行いました。
グループディスカッションでは、水産資源減少の問題意識や、食産業における持続可能性など、多岐にわたるテーマが議論されました。
水産資源減少問題への取り組み「2048project」
交流会では、水産資源減少の問題意識を広げ、改善・解決に向け水産業従事者と消費者を巻き込んだアクションを行う「2048project」の立ち上げ人である、一鱗共同水産株式会社 本間雅広さんが乾杯の音頭を取りました。
参加者たちは、bokashi Diningのオードブルや持ち寄りのお料理を楽しみながら、和やかな雰囲気の中で交流を深めました。
参加者からの熱いコメント
参加者からは、「農業だけではなく、漁業、林業などもごちゃ混ぜなのが新しい」「生産者、製造加工者、卸売業者、飲食店、が一同に集まれたのが良かった」「大変な熱量のイベントにもの凄く良い刺激を頂きました!」「加工品を使っていますが、今までは相対で販売していたところから、顔が見えない関係の中で販売することも増えたため、自分の商品をどう伝えていこうか知ることができた」といった声が聞かれました。
今後の展開
今回のイベントは、「ほっかいどうFarmer & Fisherman's Camp」のトライアル実施であり、今後は道内エリアで複数回開催される予定です。
bokashiでは、今後も「食べるわたしたち」をテーマに、食に関する様々な企画を継続的に開催していく予定です。
bokashiについて
「bokashi」は、食を入り口に、農林水産業から社会情勢まで、あらゆる人間の営みや自然環境の多様で複雑な繋がりを探求する場所です。1階はマルシェとダイニング、2階はコワーキング利用やイベント貸出が可能な空間となっており、様々なイベントや企画が開催されています。
株式会社マンクス・ロフタンについて
「bokashi」を企画・運営しているのは、食を入り口に森羅万象の複雑な繋がりを探求する企画会社、株式会社マンクス・ロフタンです。
同社は、食に関する様々な企画やイベントを通して、人と人、人と自然、都市と地方の境界をぼかしていくことを目指しています。
会社情報
- 会社名
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株式会社マンクス・ロフタン
- 住所
- 北海道札幌市中央区南二条西一丁目7番地1 二番館ビル
- 電話番号
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