全国高校生の挑戦が集結!
毎年恒例の「LOCAL FISH CAN グランプリ2024」が、今年も全国の高校生たちの熱い挑戦を受けついに決勝大会を迎えます。地域特有の海の課題に対して、オリジナル缶詰などの製品を開発し、競い合う本大会は、昨年から過去最多の66チームが応募しました。
決勝に進出した9チーム
オリジナル商品を開発してきた34チームが、8月のオンライン審査を経て、ついに決勝大会に進む9チームが決まりました。決勝大会は10月13日に東京で開催される予定です。以下にその9チームと彼らが開発した商品を紹介します。
1.
チームすじめ(北海道立北海道広尾高等学校)
商品名:すじめし(チルド真空パック)
課題魚:スジメコンブ
2.
地域振興研究部(荒井学園新川高等学校)
商品名:ウニのリエット(缶詰)
課題魚:ムラサキウニ
3.
サステナブルキッチンまごの店(三重県立相可高等学校)
商品名:タイコンカン(パウチ)
課題魚:ブダイ
4.
(なし)(立命館守山高等学校)
商品名:フナ・マンテカート(缶詰)
課題魚:ギンブナ
5.
生活科学(島根県立浜田高等学校)
商品名:ネギぶりソース(缶詰)
課題魚:ブリ
6.
進学コース&調理科(おかやま山陽高等学校)
商品名:Quenelle de noir 浅口仕立て(缶詰)
課題魚:クロダイ
7.
A sea change(徳島県立小松島西高等学校)
商品名:金のブダイカレー(パウチ)
課題魚:ブダイ
8.
津屋崎の海を守り隊(福岡県立水産高等学校)
商品名:アイゴのぬかみそ炊き(パウチ)
課題魚:アイゴ
9.
(なし)(長崎南山高等学校)
商品名:バリうまかよ アメ天(チルド真空パック)
課題魚:アメフラシ・アイゴ
この大会では、高校生たちが地域に根ざした海の課題を理解し、それに基づいた商品の開発が求められます。今年のテーマは、まさに"海の課題解決と地域活性化"です。彼らの熱意と創意工夫には目を見張るものがあります。
ジュニアの挑戦と地域の連携
参加する高校生たちは、自らの発表を経て取り組みの中で知識を深め、地域の人々とも連携しながら商品化を目指しています。優秀なアイデアは実際に商品化され、地域や全国で販売される可能性を秘めており、地域経済の発展にも寄与するでしょう。
未来を担う若者たちの挑戦は、未知の可能性を秘めています。決勝大会での彼らのアイデアがどのように評価されるのか、期待が高まります。公式サイトからも情報をチェックできますので、ぜひご注目ください!
LOCAL FISH CANグランプリ公式サイト
先を見据えた活動
最終審査を通過するプロセスは、単なる大会にとどまらず、地域社会の持続可能性や環境課題に対する意識を高め、次世代にその重要性を伝えるきっかけにもなります。このような取り組みを通じて、生徒たちが地域のリーダーとしての資質を育む場となることを期待しています。教育と実践を通じて、未来をより良いものにするための活動を続けていくことが求められています。
これからの高校生たちの活動に大いに期待し、私たちも応援していきたいと思います!