離島医療の未来を語る「離島医療会議」が海士町で開催!
2025年3月8日(土)、離島医療の最前線を知り、未来への道筋を探る「離島医療会議」が、海士町でハイブリッド形式で開催されます。本イベントは、地域の医療関係者や行政、興味を持つ一般参加者を対象にしたもので、参加費は無料ですが、事前の登録が必要です。
参加対象と主催者について
イベントの主催は、島前三町村(西ノ島町、知夫村、海士町)をはじめ、アンター株式会社、株式会社風と土と、認定NPO法人離島経済新聞社など、地域の医療と経済の発展に寄与する機関が共催しています。今年は、離島医療に30年以上従事するベテラン医師や、若手の注目医師が揃い、DX(デジタルトランスフォーメーション)診療を実践する医師や離島に特化した専門家も登壇する予定です。
イベントの目的と内容
この会議の目的は、離島医療の課題や可能性について知見を深め、地域医療の発展を考えることです。具体的には、医療従事者、自治体関係者、学生の方々が、離島医療における職業的関わり方、住民が抱える医療への距離感、そして技術の進化による医療の変化について学ぶことができます。
セッション内容
- - セッション1「離島医療の現在地」 では、奄美大島や隠岐諸島を舞台に、医師と厚生労働省の担当官による実体験や医療政策の変遷について語られます。
- - セッション2「自治体/住民の想いを知る」 では、離島に住む医療従事者たちが、どのように地域住民と医療が接点を持っているのか、難しさや工夫について話し合います。
- - セッション3「離島医療の未来」 では、テクノロジーの導入による医療の進化や新しい仕組みについて考察されます。
登壇者プロフィール
多彩なゲスト、例えば奄美大島にて総合診療を行う小徳医師や、隠岐島前病院の白石医師といった、地域に根差した医師たちが自身の経験を分かち合います。また、自治医科大学講師で青ヶ島の保健師として活躍する青木さぎ里さんや、地域医療に新しい風を吹き込む取り組みを行うエレコムヘルスケアの葉田社長の参加も期待されます。
体験を通じた知識の深化
離島医療のリアリティを医師やコメディカルの視点から語るこの会議は、ただの学びの場ではなく、参加者同士が意見を交わし、ネットワーキングを深める貴重な機会です。医療に熱い思いを寄せる全ての方々にとって、参加する意義があるといえるでしょう。
まとめ
離島医療会議は、地域に根ざした医療の重要性とその未来を共に考える、参加者一人ひとりにとって意義深いイベントです。関心のある方はぜひお申込みを!
開催情報
日時: 2025年3月8日 14:00 ~ 17:30
会場: オンライン(Zoomウェビナー)・海士町役場
参加費: 無料
詳しくは公式サイトをご覧ください:
離島医療会議