SDGsを推進する新星企業
2021-05-20 12:51:41

大学生と社会人が取り組むSDGs推進スタートアップの実力

株式会社ネクストエージの挑戦



大阪市西区に本社を構える株式会社ネクストエージは、次世代のために次の時代をつくるという理念のもと、2021年に設立されたSDGsを推進するスタートアップです。代表取締役には社会貢献活動に熱心な吉村大作氏が就任し、取締役社長には大阪府立大学の3年生、一柳翠氏が選ばれています。このような異色の人材構成が、ネクストエージの最大の強みとなっています。

スタートアップの背景には、SDGsに対する社会的関心が高まる中で、企業が積極的に取り組む必要があるとの思いがあり、特にビジネスシーンでのSDGsの推進が欠かせないとされています。彼らはこの動きを促すために、サステナブルクラウドというサービスを提供し、幅広い企業ニーズに応えています。

サステナブルクラウドの4つの柱



1. サステナブルコンサルティング



このサービスは、コストダウンとSDGsの両立を支援するためのもので、実績も豊富です。イニシャルコストが通常の83%オフ、ランニングコストで35%カットといった成功例が報告されています。特に注目されるのは、「下げ得チャリティコース」で、コストダウン分の50%を社会貢献に回す仕組みが特徴です。

2. サステナブルキャンパス



大学生社長の視点を活かし、企業と学生を結ぶ役割を果たします。就活イベントやZ世代の意見を取り入れた商品開発を通じて、若い世代の声を反映させたSDGs活動を推進します。

3. ENA(イーナ)



自社ブランドの商品群で、環境に配慮したアイテムや廃棄物をアップサイクルした製品が中心です。SDGsの17の目標に基づいて開発され、消費者に新たな選択肢を提供しています。

4. SDGsアクション



独自の取り組みとして、「ヒットでワクチンプロジェクト」や「おむつばいばい」などの活動を通じ、さまざまな世代にSDGs教育を提供しています。特に「ヒットでワクチンプロジェクト」では、少年野球の活動が社会貢献につながる仕組みが人気です。

サステナブルクラウドの今後



2021年6月から始まったサステナブルクラウドは、SDGsに関連する商品や企画を発注側が指し値で募集できるプラットフォームです。これは日本で唯一のSDGs専門オンラインサービスであり、企業が効率的に持続可能な商品を調達するための手助けをしています。

このように、株式会社ネクストエージはSDGsへの取り組みを幅広く支援しており、すでに取引先を増やしながらサービスを充実させています。新たな手法でSDGsの推進を行う彼らの挑戦は、今後の社会的変革に大きな影響を与えることが期待されます。

一柳翠氏の想い



取締役社長の一柳氏は、食材の廃棄を目の当たりにし、フードロス問題に強い関心を持つようになりました。これがきっかけでSDGsの重要性を実感し、ビジネスシーンでのSDGs推進に尽力しています。彼のリーダーシップのもと、ネクストエージは新しい社会貢献の形を提示し続けています。

吉村大作氏のビジョン



吉村氏は自身の活動が次世代に受け継がれることを望み、若い大学生にリーダーシップの機会を与えることを大切にしています。このように、世代間の繋がりを意識した体制が、ネクストエージの未来を支える要となっています。ネクストエージの挑戦は、まさに次世代のための新しいビジネスモデルを築き上げているのです。

会社情報

会社名
株式会社ネクストエージ
住所
大阪府大阪市西区新町3-2-18TMビル3階
電話番号

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