カフェ・カンパニー、ロンドン進出1年で5店舗展開！抹茶や寿司など日本食が人気

カフェ・カンパニー、ロンドン進出1年で5店舗展開！日本の食文化がロンドンで花開く

日本のカフェチェーン、カフェ・カンパニー株式会社が、ロンドン進出からわずか1年で5店舗を展開するという快挙を成し遂げました。2024年11月現在、国内外で約80店舗を展開する同社は、「コミュニティの創造」をテーマに、多様なカフェを運営しています。今回、ロンドンに開設された5店舗では、日本の伝統的な食文化を活かしたメニューを提供し、現地の人々から高い人気を集めています。

ロンドンでの成功の背景

カフェ・カンパニーは、単なるカフェ運営にとどまらず、「食で未来を作る」というビジョンを掲げ、海外展開にも積極的に取り組んでいます。その取り組みの象徴として誕生したのが、「カフェ・カンパニーワールドワイド」です。「スタイル＆コミュニティ」「健康」「サスティナブル」を3本柱に、日本の食文化の素晴らしさを世界に発信するという強い意志を持ってロンドンに進出しました。

ロンドンという国際都市において、カフェ・カンパニーは、サスティナブルコミュニティマーケット「Mercato Metropolitano」を拠点に、日本の味を世界に届ける「ゆりかご」としての役割を担っています。寿司、ラーメン、カレー、抹茶など、多様な日本食を提供することで、消費者の多様なニーズに対応し、高い評価を獲得しています。

各店舗の魅力

Matcha Metropolitano: 100%オーガニックの日本産抹茶を使用した、抹茶ドリンクを専門とするカフェです。抹茶のエスプレッソのような扱い方や、自由度の高いカスタマイズが人気です。

Sushi TONARI: 麻布十番の名店「秦野よしき」の秦野氏を迎え、新鮮なネタとこだわりのシャリで、高級寿司をリーズナブルな価格で提供しています。カウンター席での本格的なおまかせコースだけでなく、フードコート形式での販売も行っており、幅広い顧客層を取り込んでいます。

Ramen TOLON: 「鶏龍」を意味する店名のとおり、鶏白湯スープのラーメンが看板メニューです。10時間じっくり煮込んだ濃厚なスープは、化学調味料、豚骨、鰹節を使用しないヘルシーな仕上がりで、世界基準の食文化にも対応しています。

(katsu & curry): 日本のソウルフードであるカツカレーをベースに、伝統と革新を融合させた新しいカレーを提供しています。「カツカレーの次」を意味する「BEYOND」をコンセプトに、独自のカレー文化を創造しようと挑戦しています。

今後の展望

カフェ・カンパニーは、ロンドンの成功を足がかりに、世界各国への展開を視野に入れています。「Mercato Metropolitano」への出店をさらに拡大していくことはもちろんのこと、世界中に日本の食文化を広めていくことを目指しています。今回の5店舗の成功は、日本の食文化の世界進出にとって大きな一歩となるでしょう。今後、カフェ・カンパニーがどのように世界市場に挑んでいくのか、注目が集まります。

会社概要

カフェ・カンパニー株式会社は、国内外で「WIRED CAFE」など約80店舗のカフェを展開する企業です。商業施設のプロデュースや地域活性化事業にも取り組んでおり、多角的な事業展開で知られています。2021年にはロート製薬株式会社と資本業務提携を結び、健康志向の高い商品やサービスの提供にも注力しています。