AI不動産投資の新潮流
2016-07-20 11:00:04
AIを活用した不動産投資が海外から注目される新たな潮流
AIを駆使した不動産投資が新たな時代を迎える
近年、海外からの投資家による日本不動産市場への関心が高まっています。リーウェイズ株式会社が提供する人工知能(AI)を使った不動産投資サービス『Gate.』が、この流れをさらに加速させる可能性を秘めています。特に、最近締結されたリーウェイズ株式会社と株式会社RJCリサーチとの業務提携により、海外投資家に対する日本不動産の売買促進が期待されています。
提携の背景と目的
リーウェイズ株式会社は2014年に設立され、ITを駆使して不動産投資環境を魅力的に再構築することを目指しています。これまでに開発した『Gate.』は、独自に収集した4,000万件以上の物件データを利用してAIによる収益分析を提供するプラットフォームです。これにより、投資家は将来の収益性を事前にシミュレーションすることが可能です。
一方、RJCリサーチは1967年に設立され、最近では海外投資家向けのウェルスマネジメント事業を展開し、日本の不動産をアジア市場に紹介するためのポータルサイト『WealthPark Property Portal』を運営しています。この提携により、リーウェイズは日本の不動産仲介を行い、RJCリサーチは投資家に対してプロパティマネジメントサービスを提供することで、相互にウィンウィンな関係を築いていく狙いです。
WealthParkの役割
提携の中でも特に注目なのが『WealthPark』です。このアプリはユーザーが自分の不動産資産をタイムリーに管理できる機能を持ち、チャット機能を通じてコンシェルジュにいつでも問い合わせができる便利さが特徴です。特に香港、台湾、シンガポールの個人投資家に定評があり、これらのアジア地域からの投資家をターゲットにしています。
日本不動産市場のポテンシャル
日本の不動産市場は安定した投資先としての魅力を持ち、特に都市部では資産価値の上昇が見込まれています。これにより、海外投資家からの需要が増加しており、適切な情報とサポートが求められています。『Gate.』を通じて提供されるAI分析サービスは、投資のリスクを軽減し、投資家に確実なデータを基にした意思決定を促します。
さらなる展開
今後、リーウェイズとRJCリサーチは、この提携を通じて日本の不動産市場を国際的にアピールする戦略を強化していく予定です。特に、2016年にリリースされた『Gate.』は、これまでに12万人以上のユニークユーザーに利用されており、その人気は今後も高まる見込みです。また、英語版と中国語版のサービスを秋に提供予定とし、国際的な投資家向けに特化した情報とサービスの展開も計画されています。
結論
リーウェイズ株式会社とRJCリサーチの提携は、海外投資家による日本不動産への投資を促進するための重要な一歩です。AIを駆使した収益分析と資産管理を通じて、投資の可能性を広げるこの新しい試みは、今後日本の不動産市場の発展に大きな影響を与えると期待されています。これからも目が離せない動向です。
会社情報
- 会社名
-
Leeways株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区渋谷2-6-12ベルデ青山5階
- 電話番号
-
03-6712-6745