秋川牧園の挑戦
2016-06-22 18:10:52

香港での日本食文化の拡大を目指す秋川牧園の挑戦

秋川牧園、香港向けに本格輸出スタート



秋川牧園が新たに、香港市場に向けて特別に開発した鉄砲串のやきとりを出荷することとなりました。このやきとりは、既存のものと比べてかなりボリューム感があり、しっかりとした食感が特徴です。日本のやきとり文化を広め、新たな食文化の形成を目指すこの挑戦は注目されます。

やきとりの特長と魅力


香港では、日本の食文化の中でもやきとりの知名度はまだ十分とは言えません。そこで、秋川牧園は、より多くの人々にその魅力を体験してもらうべく、大ぶりのやきとりを開発しました。この製品は、ただ単に日本の伝統的な料理を提供するだけでなく、香港での日本食の認知度を高め、新しい文化の定着を目指す重要な架け橋となります。

使用する鶏肉について


やきとりに使用される鶏肉は、秋川若鶏で、特に安全性に配慮した飼育方法が採用されています。日光が差し込む開放型の鶏舎で、広々とした空間で60日以上の長期飼育が行われており、また、非遺伝子組換(non-GMO)の飼料のみが与えられています。さらに、全期間を通じて無投薬で育てられていることも、消費者にとって重要なポイントです。

香港市場での反響


実際、現地でのテスト販売では、思いのほか好評を得て完売となりました。これは、消費者からの強い支持を受けて実現した本格発注へと繋がっています。秋川牧園代表取締役の秋川正氏は、海外への日本の鶏肉の美味しさと安全性をアピールしていきたいと意欲を表明しています。

秋川牧園の取り組み


秋川牧園では、グループ内の直営・提携生産者が、農場数とその管理方法に従い、鶏肉、卵、牛乳などの健康で安全な食品の生産を行っています。飼育全量は秋川牧園が買い取る仕組みで、すべての生産者は高い品質基準を守って製品を供給しています。安全性の高い飼育方法を通じて、消費者に信頼される食品を提供することで、日本の農業や畜産の振興にも寄与したいとの考えです。

企業の背景


株式会社秋川牧園は1972年に設立され、1979年に法人化。その後、1997年には農業分野で初めて上場を果たしています。秋川牧園は、山口県山口市に本社を置き、現在も健康で安全な食品を生産・販売し続けている企業です。詳細については、公式ウェブサイト(https://www.akikawabokuen.com/)をチェックしてください。
この新たな挑戦を通じて、秋川牧園は日本の伝統的な食文化を海外に広め、その価値を再認識してもらうことを目指しています。

会社情報

会社名
株式会社秋川牧園
住所
山口県山口市仁保下郷10317
電話番号
083-929-0630

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