環境意識を高める新たな取り組み
株式会社エスプールブルードットグリーン(以下、エスプールブルードットグリーン)は、エコビズ株式会社に対して「カーボンフットプリント算定支援サービス」の提供を開始しました。この取り組みは、エコビズが展開する環境に配慮した物流用梱包資材の製造にあたり、CO₂排出量の把握と削減効果の可視化を目指すものです。これにより、企業の持続可能な経営を促進することが期待されます。
カーボンフットプリントとは?
カーボンフットプリントは、製品やサービスが生産から廃棄までに排出する温室効果ガスを数値化した指標です。この指標を用いることで、企業は自製品の環境負荷を定量的に把握し、削減策を講じることが可能になります。
エコビズの取り組み
エコビズは、環境に優しいパッケージの製造に力を入れています。特に、繰り返し使用可能な「EcoBizBox」は、廃棄物の削減に寄与し、環境に与える影響を軽減するために設計されています。今回の支援は、この製品のCO₂排出量を算定し、製品代替による削減効果を測ることで、エコビズの環境負荷の低減を強化することが目的です。
支援サービスの内容
エスプールブルードットグリーンが提供する支援内容は以下の通りです。
1. 対象製品のCO₂排出量の把握
2. 温暖化に対する影響度の定量分析・評価
3. 算定範囲の設定やデータ収集方法についての知識共有
このサービスは、エコビズにとって、製品の環境価値の向上につながる重要なステップです。また、環境改善事業に対応する製品の進化を進めるだけでなく、他の環境意識の高い企業への訴求効果も期待されています。
今後の展望
エコビズの担当者は、導入の決め手として、エスプールブルードットグリーンの豊富な実績と、説明の分かりやすさを挙げています。また、定期的な打ち合わせやデータ収集の方法についての確認ができる点も魅力に感じているとのことです。今後もこの取り組みを通じて、環境負荷の軽減に繋がる具体的な成果を享受することを目指しています。
企業の概要
- - エコビズ株式会社:大阪市中央区に所在し、環境対応型物流用梱包資材を製造・販売する企業。
- 設立:2006年8月
- 代表者:澤地克明
- 事業内容:環境対応物流包装資材製造販売、生産リサイクル法関連事業
- - 株式会社エスプールブルードットグリーン:東京都千代田区に本社を置き、サステナビリティ経営支援を行うコンサルティング会社。
- 設立:2011年11月
- 代表者:八林公平
- 事業内容:サステナビリティ経営支援コンサルティング
このように、環境問題に対する意識が高まる中、両社の取り組みは持続可能な未来を築くための重要な一歩となるでしょう。