フロンターレと子どもたち
2025-08-29 11:00:47

川崎フロンターレの選手たちが子どもたちをサッカー観戦に招待!

川崎フロンターレが新たな社会貢献活動の一環として、サッカー観戦の機会を得にくい子どもたちを招待するイベントを開催します。このイベントは9月7日(日)に行われる、JリーグYBCルヴァンカップ「川崎フロンターレvs浦和レッズ」戦で行われ、フロンターレのスター選手である小林悠選手や家長昭博選手をはじめとした選手たちが、サッカーを通じて地域の子どもたちへの支援を表現します。

この取り組みは、特に経済的な理由からサッカーを始められない、続けられない子どもたちに向けた支援活動の一部です。「1% FOOTBALL CLUB」に参加している選手たちは、年俸の1%を寄付し、社会の中での機会格差を軽減するための活動を行っています。これまで約2,100人の子どもたちに支援を届けてきた実績があります。

今回のイベントには、6世帯の家族が参加予定で、その中には選手とのオンライン交流に参加した子どもたちも含まれています。子どもたちは「フロンターレのサッカーが見れることが楽しみ!」という嬉しいメッセージを寄せており、今からその瞬間を待ち望んでいます。

運営を担うlove.fútbol Japanは、2021年から日本で、経済的な貧困や社会的格差に苦しむ子どもたちに特化した活動を展開しています。「子どもサッカー新学期応援事業」においては、特にサッカーにかかる費用をサポートするための奨励金を給付しており、これまでに2400万円以上を子どもたちに届けてきました。多くの子どもたちが学校や地域での活動を通じてサッカーに取り組む機会を得ています。

しかし、多くの困難もあります。昨今の物価高が影響し、支援を求める子どもたちの人数は年々増加しています。特に、経済的に困難な状況にある家庭では、65%の家庭が年収200万円以下であり、33%は子どもがサッカーをするために借入を行ったことがあると回答しています。こうした課題から、子どもたちがサッカーを続けるための環境整備が急務となっています。

サッカーが贅沢や趣味と見られがちな社会では、スポーツ支援は教育や生活インフラに比べ優先度が低いとされがちなため、子どもたちの声が届きにくい現状があります。love.fútbol Japanは、こうした背景を理解し、地域や社会全体でのサポートを促進する必要性を訴えています。

このように、川崎フロンターレと選手たちの取り組みを通じて、地域の子どもたちにサッカーの楽しさを体験してもらい、未来の選手たちが羽ばたくきっかけを提供することを期待しています。サッカー観戦を通じて、子どもたちの可能性を広げる手助けができることを心から願っています。


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