インパクトスタートアップ協会が正会員325社に拡大し持続可能な成長を加速

インパクトスタートアップ協会、正会員325社の新たな幕開け

インパクトスタートアップ協会（ISA）は、2026年度に新たに81社を迎え入れ、正会員数が325社に達したことを発表しました。この成長は、社会課題の解決と持続可能な成長が求められる時代において、インパクトスタートアップへの関心が高まっていることを示しています。

ISAは、2022年の設立から短期間で会員数を14倍に増やし、その背後には多くの企業の支援と協力があります。特に、賛同会員として活動する15社の大企業と共に、持続可能な社会を実現するためのエコシステムを構築しています。この背景には、政府からの提言や政策のサポートがあり、2023年には内閣府から発表された「骨太方針」に初めてインパクトスタートアップを支援する内容が盛り込まれました。

持続可能な社会に向けた活動の加速

ISAは、政府機関や企業、学術界と連携し、社会にポジティブな影響を与える起業家精神を育むことを目指しています。特に、共助資本主義を実現するための連携を強化し、さまざまな社会課題解決に向けた取り組みを推進しています。例えば、金融庁主導の「インパクトコンソーシアム」にも参画し、全国各地のスタートアップに対しても教育プログラムを提供しています。

新たに正会員として加入した81社は、多様な業界から集まっており、各社が持つ独自の社会課題解決のアプローチを持っています。彼らの参加により、ISAの活動範囲はさらに広がり、より多くのポジティブインパクトを生み出す機会が増加しています。これらの企業の活動を通じて、持続可能な未来に向けた道筋が描かれつつあります。

今後の展望と入会のご案内

次回の正会員募集は2026年秋を予定しており、具体的な日程はISAの公式ホームページやSNSにて発表される予定です。また、プレエントリーフォームはすでに設置されているため、ご関心のある方はぜひ登録を検討してください。

ISAは、今後も「社会課題の解決」と「持続可能な社会」の実現を目指し、正会員と賛同会員の協力をもとに活動を続けていく意向を示しています。すべてのステークホルダーとの共創を通じて、持続可能な経済と社会の実現に貢献していくことを目指します。