2025年に開催される大阪・関西万博に向けて、ロイヤルホールディングス株式会社とコカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社が共に出店する「ラウンジ&ダイニング」の情報が明らかになりました。両社が協力して提供するこの店舗は、国際交流の拠点としての役割を果たすことが期待されています。
「ラウンジ&ダイニング」は、EXPOナショナルデーホール「レイガーデン」の2階に位置し、「さわやかな風のダイニング」をコンセプトにしています。高さ9メートルを誇る開放的な空間は、大阪湾を見渡せる素晴らしい眺望を提供し、来場者に心地よい食事の時間を提供します。
このダイニングスペースは、地元の厳選された食材を使用したビュッフェ形式の「ダイニングエリア」、日本の食文化を体験できる「カウンターエリア」、そして招待客に向けた個室利用が可能な「レセプションルーム」の3つのエリアで構成されています。多様な食事ニーズにしっかりと応える体制が整っています。
特に注目すべきは、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)を意識したメニューの提供です。ハラールやビーガン、ベジタリアンにも対応した料理が用意され、すべての来場者が楽しめる食事を目指しています。また、訪れたお客様への接客においても、分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を導入し、遠隔地からでもサービスを行える環境を構築することで、障がいや距離のハンデを解消しようとしています。
ロイヤルグループにとって、大阪万博は記念すべき第3回目の万博参加となります。1970年の大阪万博では、さまざまな食の提供を行い、その経験は現在の店舗展開における重要な基盤となっています。2025年の万博では、「ラウンジ&ダイニング」に加え、質の高い飲食サービスを提供する「従業員食堂」も出店予定で、豊かな食文化とホスピタリティを来場者に届けます。
一方、コカ・コーラ ボトラーズジャパンは、55年前の大阪万博において数多くの飲料を提供した実績があり、今回の万博でも「いのちめぐる冒険」と題したパビリオンのゴールドパートナーとして協賛する他、会場全体での飲料提供に関わる経験を生かしていきます。
両社の共同出店により、大阪・関西万博では、一味違った食体験が可能になるでしょう。多様な文化が集まり、未来につながる交流の場として、来訪者にとって忘れられない体験を提供することを目指しています。
店舗情報は以下の通りです。
- - 名称:ラウンジ&ダイニング
- - 出店場所:EXPOナショナルデーホール「レイガーデン」内
- - 客席数:260席
- - 店舗面積:984.9㎡
- - 営業時間:10:00〜21:00
各エリアの特色も見逃せません。ダイニングエリアでは関西の食材を用いた料理を多彩に取り揃え、カウンターエリアでは目の前で寿司や鉄板焼きの調理が楽しめるなど、食の多様性を堪能できます。さらに、レセプションルームでは、厳選された食材を使用した豪華なコース料理が個室で提供され、特別な時間を過ごすことができます。
このように、「ラウンジ&ダイニング」は食を通じて人々を繋ぐ場となり、万博の魅力を一層引き立てる存在になることが期待されています。2025年の大阪・関西万博が魅力的な交流の場となるよう、両社の取り組みから目が離せません。