恵比寿の未来型図書館
2016-04-12 10:05:51

恵比寿に未来型図書館を併設した「COMMON EBISU」が誕生

2023年4月15日、恵比寿ガーデンプレイスにオープンした「COMMON EBISU」は、未来型図書館「感想文庫」を中心にした新しいパブリックスペースです。この施設は、読書を楽しむだけでなく、コミュニティの交流も促進する場として期待されています。

未来型図書館「感想文庫」とは


「感想文庫」は、寄贈した本に感想を書き、その本を読んだ人からの感想も受け取るというユニークなコンセプトを持っています。利用者は、最大5冊の本を寄贈し、自分の感想を記入することで新たなつながりを生み出せます。このような形で本が人と人をつなぐ仕組みが形成され、地域の人々との交流を深められるのです。

また、利用者は、その場で本を自由に読み、アナログレコードも楽しむことができます。リラックスできるソファに座りながら、静かな時間を過ごすことができる環境が整っています。

コミュニティイベントの開催


「COMMON EBISU」では、様々なイベントも企画されています。「街をもっと面白く」をテーマにしたトークショーやセミナー、ワークショップが行われ、地域に住む人々や関わりのある人々が「恵比寿」について深く語り合うことができます。

例えば、2016年に「住みたい街ナンバーワン」となった恵比寿ですが、「住みやすさ」についてのディスカッションを行うタウンミーティングも予定されています。「住みたくても住みにくい」とはどういうことか、参加者同士でアイデアを出し合いながら進める議論が期待されています。

新しい報道の学びの場


さらに、「知り方・書き方・伝え方」をテーマにした「伝える人になろう講座」も開催されます。ジャーナリストの堀潤氏が指導し、個人発信の時代に向けた情報発信のノウハウを学ぶことができます。受講者は無料で参加でき、5回の講座を通じて自分たちのメディアを創造する力を養うことが目標です。

地域に根ざしたガイドブックプロジェクト


さらに、「EBISU CITY GUIDE」という新しいシティガイドブックの制作プロジェクトも進行中です。投稿者がそれぞれの恵比寿の魅力を言語化し、シティガイドとしてまとめ上げる試みで、地域に密着した情報を提供することを目指しています。これらのプロジェクトも含めて、恵比寿の魅力をより多くの人々に伝えることが期待されています。

「COMMON EBISU」は、単なる図書館ではなく、さまざまな人との出会いと交流を通じて、新たなコミュニティの形成を目指しています。これからの地域の文化を育む場所として、多くの人々の参加が待たれています。

オープン記念イベント


「COMMON EBISU」のオープニングイベントは4月15日、19時から開催され、著名なゲストによるトークセッションも予定されています。入場は無料ですが、事前の予約は不要です。この機会にぜひ、恵比寿の新しい拠点を訪れてみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
株式会社GRANDWAZOO
住所
東京都渋谷区恵比寿4-13-2恵比寿新聞事務所
電話番号
03-6721-6022

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。