TBMとリベルスカイの戦略的提携
株式会社TBMは、この度、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するために、Google Cloudのパートナー企業である株式会社リベルスカイとの戦略的パートナーシップを締結しました。この提携は、国内外の事業成長を目指し、経営基盤の強化と企業の生産性向上を目的としています。具体的には、デジタル技術を活用した高度な素材開発や業務プロセスの効率化に取り組む方針です。
企業の背景
TBMは「サステナビリティ革命」をキーワードに、環境に優しい素材「LIMEX」を開発し、国内外で普及を進めています。この素材は、鉱物由来やCO2由来の炭酸カルシウムを主成分としており、環境配慮型としての需要が高まっています。同社はまた、プラスチックのリサイクル事業にも力を入れており、リサイクルプラントの運営や資源循環プラットフォームの構築を進めています。
近年、脱炭素社会にむけた動きが加速する中で、TBMは2023年からMI(マテリアルズ・インフォマティクス)技術を素材開発に取り入れ、DX推進委員会の設立も果たしました。これにより、全社員が協力して事業成長を目指し、社内のカルチャーを醸成しています。
提携の概要
TBMとリベルスカイの提携により、以下の取り組みが行われる予定です。
1. 環境配慮型素材の開発・生産の向上
TBMは、AB社とも連携しながら、環境配慮型素材の開発と生産の効率化を図ります。具体的な施策として、データ基盤の融合を通して素材開発の短期化や品質向上を目指すと共に、顧客の要望に応える高品質な製品を提供します。
2. 経営効率化のためのデータ統合
Google Cloudの最先端技術を活用し、社内データの統合を進めます。これにより、従来のシステムの非効率性を解消し、迅速な意思決定を実現することで、経営情報の可視化を図ります。データドリブンなアプローチを取り入れることで、企業の敏捷性を高めます。
3. AIによる業務プロセスの改善
TBMは、Google CloudのAIソリューションを業務プロセスに適用します。これにより、問い合わせ対応の自動化や社内ナレッジの共有が促進され、顧客サービスの迅速化や従業員の生産性向上につながります。
4. 柔軟な働き方の推進
最新のテクノロジーを活用することで、従業員に生産性と柔軟性のある働き方を提供。また、この取り組みから、企業カルチャーを育成し、エンゲージメントや創造性を醸成します。さらに、デジタル人材の育成に力を注ぎ、持続可能な企業価値の向上を目指します。
各社からのコメント
TBMの山﨑CEOはこのパートナーシップに高い期待を寄せています。「リベルスカイ様との連携を通じて、業務効率の向上を目指します。」「この提携は持続可能な社会を実現するための重要なステップとなるでしょう。」
リベルスカイの山﨑社長も「TBM様のIT環境の構築に貢献できることを光栄に思います。共に新たな価値を創出していきたいと思います。」とコメントしています。
今回の提携により、TBMはより強固な経営基盤を築くとともに、持続可能な未来に向けた新たな挑戦を行うことになるでしょう。