山をバリアフリーにする取り組み
プロジェクトの概要
愛媛県西条市を拠点とする株式会社ワオライフサポートは、市民と共生する社会を目指し、障害を持つ人々が自然を楽しめるようにトレイル用電動アシスト車いすの開発を進めています。このプロジェクトは、2025年9月8日までに360万円の支援を目指してクラウドファンディングを行います。プロジェクトの発起人である馬場秀司代表は、ALSという難病を抱えながらも、全ての人に山登りを楽しんでほしいという強い思いを持っています。
クラウドファンディングの背景
現在、自然の中での障害者の社会参加が求められる中で、ユニバーサルデザインが見直されています。本プロジェクトは、障害を持つ方々が自然の中で楽しむことができる環境を整えることを目的として始まりました。電動アシスト付きの不整地専用車いすがあることで、越えられなかった自然の障壁を取り払い、多くの人々に新たな体験を提供できると確信しています。
具体的な内容
このクラウドファンディングでは、カナダから輸入したトレイルライダーを使用し、まずはレンタル事業を開始します。その後、国産の電動アシストモデルを開発する予定です。目標金額である360万円達成後には、具体的なインポートプロセスやテスト活動が始まります。支援者にとっても、参加することで直接このプロジェクトに関わることができます。
リターンについて
支援者にはロゴ入りのキャップ、Tシャツ、トートバッグ、マグカップなどの特典が用意されています。また、スポンサー企業の紹介も行い、地域の企業とも連携しながらこのプロジェクトを広げることを計画しています。これによって、地域全体での障害者支援を実現することができます。
今後の流れ
1.
2025年8月上旬~9月: クラウドファンディングを実施し、トレイルライダー購入資金を募ります。
2.
2025年9月~10月: トレイルライダーを輸入し、テストの準備を行います。
3.
2025年11月: 石鎚山でトレイルライダーのテスト登山を行い、障害を持つ方々の体験を中心に活動します。
4.
2026年初頭: レンタル事業を開始し、走行ノウハウを伝えるサポートを行うことを目指します。
5.
2026年以降: 国産電動アシストモデルの開発を進め、より多くの人に自然を楽しんでもらうことを目標とします。
最後に
このプロジェクトは、自然と触れ合う喜びをすべての人が感じるための大切なステップです。馬場代表は「私たちは、誰もが冒険を楽しむことができる社会を創っていきたい」と熱い思いを語っています。このクラウドファンディングを通じて、多くの人々とこの目標を共有していきたいと考えています。