スポーツ・アウトドア用品の収納問題
日本ではキャンプやゴルフ、スキーなど、さまざまなスポーツ・アウトドア活動が人気を集めています。それに伴い、多くの人々がこれらの関連アイテムを所有していますが、実際の収納状況にはマイナス面もあるようです。株式会社加瀬倉庫が実施した「スポーツ・アウトドア用品の収納問題に関する実態調査」によると、所有者の約半数が「使わないのに手放せない」用品を抱えているという興味深い結果が浮かび上がりました。
調査の背景
この調査は、加瀬倉庫が提供する「加瀬のレンタルボックス」や「加瀬のトランクルーム」の利用者を対象に、スポーツ・アウトドア用品の保有や収納状況を明らかにするために行われました。アンケートには944名が回答し、その中には529名のスポーツ用品の所有者が含まれています。
所有率と保有アイテム
調査の結果、スポーツ・アウトドア用品の所有率は56.0%に達しました。特に「キャンプ用品」が57.1%と最も多く、次いで「ゴルフ用品」31.6%、「自転車・ロードバイク」28.9%が続いています。こうしたアイテムは特にサイズが大きく、自宅の限られた収納スペースに圧迫を与えやすいことがわかります。
さらに、約63.3%の回答者が「1年以上使っていない用品を持っている」と答え、段階的に年数を重ねるにつれて、使わなくなるアイテムが増えていく傾向を示しています。
手放せない理由
興味深いことに、48.0%の人が「もう使わないが手放せない」と回答しました。その理由として最も多かったのが「また使うと思う」で、他には「思い出がある」という意見も見受けられました。これには心理的な要因が大いに関係していると考えられます。つまり、使用頻度が下がる一方で、所有していることに対する安心感や期待感が人々を物を手放せなくさせているのです。
トランクルームの需要
調査結果からは、自宅収納だけではなく、外部の収納サービス、特にトランクルームの利用が進んでいることもわかります。「トランクルーム・レンタル倉庫」に保管していると回答した人は62.6%で、自宅以外に置き場所を確保している姿が浮かび上がりました。そうした利用者は「収納スペースに余裕があれば、さらに道具を買い増したい」という潜在的な需要を抱えていることも示されました。
ストレスの原因
収納に関する悩みとして最も多かったのは「場所をとりすぎる」という声で49.0%の人が回答しました。続いて「季節外に邪魔になる」が25.3%、「劣化・サビが心配」が25.0%でした。さらに、家族から収納に関する不満や指摘を受けたことがあると答えた人も30%に達しました。「使わないなら処分しなさい」という指摘には、日常生活の中で思わず共感してしまう方も多いのではないでしょうか。
まとめと今後の展望
今回の調査結果は、キャンプやアウトドア活動が盛況な中でも、ユーザーの心理や実際の収納状況とのギャップを明らかにしました。使わなくなったアイテムを手放せない理由や、収納のストレスから解放されるための選択肢として、今後さらにトランクルームなどの外部収納サービスが重要な役割を果たしていくと考えられます。
詳しい調査結果については、加瀬倉庫のウェブメディア「加瀬式」で公開されているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
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