自動車販売店向けの顧客管理サービスが進化
自動車メーカーや販売店の業務が日々進化する中、フォーグローブ株式会社は新たな一歩を踏み出しました。株式会社カイゼンテクノロジとの協力により、自動車販売店向けの統合顧客管理サービス「ケプラー」において、株式会社アクリートと共同開発した「SMSコネクトfor LINE」を導入しました。このサービスは、顧客との接点をより一層強化し、業界全体のデジタル化を推進することを目的としています。
顧客管理の革新
ケプラーは、自動車のナンバープレートを用いて顧客情報を自動で特定し、販売店内で簡単に利用することができる画期的なシステムです。この技術は全国の1323店舗で広く採用されており、トヨタやレクサス、Audi、VWなどの大手ブランドもこのシステムを利用しています。その中で、来店予約やLINEサービスとのデータ連携といった機能を組み込むことで、顧客情報を一元的に管理することを実現しました。これによりスタッフは、顧客一人ひとりに最適なサービスを提供することが可能になります。
業務効率化と顧客体験の向上
新たに導入される「SMSコネクトfor LINE」では、革新的なメッセージ配信システムが取り入れられています。LINEとSMSを活用し、顧客の連絡手段に応じたシームレスなメッセージ配信を実現しました。これにより、全体で約9,900万人超のLINEユーザーや、さらに多くのSMSユーザーに対し、必要な情報を効率的に届けることが可能です。
販売会社のスタッフは、従来の配信作業を単一のリクエストで完結できるため、業務負荷の軽減につながります。また、顧客は自分の都合に合わせて予約することが可能になり、より快適なサービスを享受できるようになります。これにより顧客体験も向上し、販売店との関係がより密接になることが期待されます。
確かな技術基盤
フォーグローブは、LINEヤフー社からTechnology Partnerとして認定されており、LINE関連の技術における専門性を保有しています。一方、アクリートは2003年からSMS配信サービスを展開しており、その中でも法人向けSMS配信においては日本における先駆者的な企業とされています。そのため、信頼性の高いサービスを提供することが可能となっています。
今後の展望
あらゆる準備が整い、ケプラーサービスは既に運用を開始しています。自動車販売業界全体への拡大を予定しており、ナンバープレート認識技術とコミュニケーション基盤を組み合わせた新しい統合ソリューションにより、業界全体のデジタル変革を後押しします。フォーグローブ、カイゼンテクノロジ、アクリートの三社は今後も連携を深め、顧客データの一元管理と効率的な顧客コミュニケーションの実現をさらに進めていきます。
会社概要
- - 会社名: フォーグローブ株式会社
- - 代表取締役: 畑野 裕亮
- - 所在地: 東京都品川区上大崎2-14-5 クリスタルタワー7階
- - 設立: 2006年10月2日
- - 資本金: 6,338万円
- - URL: フォーグローブ株式会社
この革新により、自動車販売店の業務がよりスムーズに、そして顧客満足度がさらに向上することが期待されています。