GEO光データリレー衛星契約締結!宇宙通信の未来を開く一歩
株式会社Space CompassとSWISSto12 SAの共同作業により、新たな宇宙通信時代の幕が開きます。このたび、両社はGEO(静止軌道)光データリレー衛星(1号機)の調達契約を締結しました。この契約は、Space Compassが提供を目指す光データリレーサービスの実現に向けた重要な足がかりとなるでしょう。
従来の観測衛星から得られるデータは、なかなかスムーズに伝送されず、数時間を要していましたが、GEO衛星を介することにより、データ伝送の時間を大幅に短縮することが見込まれています。これにより、リアルタイムに近い形で観測衛星データへのアクセスが可能になり、様々な分野での即応性が向上します。
SWISSto12の期待と発展
SWISSto12は、この契約を通じて自社の小型GEO衛星プラットフォームの多様性を示すことができます。特に、カスタマイズ性の高いペイロード技術や光通信機能を採用することで、さまざまな宇宙ミッションへの対応が期待されています。SWISSto12のCEO、Emile de Rijk氏は、「Space Compassとのパートナーシップによって、マルチオービットのセキュアな宇宙インフラを共に築くことができるのを嬉しく思います。HummingSatがLEO-GEO間でのデータ中継において意義あるイノベーションを実現することで、その柔軟性を証明できるでしょう。」とコメントしています。
Space Compassも力強く前進
一方で、Space Compassの代表取締役Co-CEOである小松大実氏は、「本契約は、観測衛星データをリアルタイムに活用するための光データリレーサービス実現に向けた一歩です。SWISSto12との協力によって、GEO光データリレー衛星の開発を具体的に進めることができ、大変心強く感じています。」と語っています。つまり、ここから得られる宇宙通信インフラの実装が期待されるのです。
宇宙通信インフラの未来
今後、Space Compassは光データリレーネットワークを通じたリアルタイムデータの活用を実現し、宇宙通信インフラの構築に向けてさらに進展を遂げていく予定です。彼らは、宇宙統合コンピューティング・ネットワークの実現を目指し、革新的な技術を融合してサービスを強化する取り組みを続けるでしょう。
Space Compass及びSWISSto12の紹介
株式会社Space Compassは、NTT株式会社とスカパーJSAT株式会社が設立した合弁会社であり、持続可能な社会の実現を目指しています。彼らは宇宙データセンタや宇宙RAN事業に取り組み、さらなる革新をもたらします。
SWISSto12は、特許取得済みの3Dプリント無線周波数技術を駆使して宇宙産業をサポートしている企業で、さまざまなプラットフォームとミッションに対応可能なペイロードを提供しています。彼らは、特に小型静止軌道衛星「HummingSat」においても、その技術を大いに活かしています。
このように、宇宙通信の分野での展開は今後ますます期待されており、Space CompassとSWISSto12の取り組みが新たな可能性を開くこととなるでしょう。