中学生61名が学んだ「ライフプラン実現」のための金融教育
2025年11月13日、豊能町立吉川中学校で中学1年生の生徒61名を対象に、金融教育をテーマにした特別授業が行われました。この授業は、ブロードマインド株式会社による「ライフプロデュース」と呼ばれるカードゲームを使用したプログラムです。このゲームは、学生たちが仮想の人生を通じてお金の大切さや計画性を学ぶことを目的としています。
プログラムの目的と内容
ブロードマインド株式会社は、「金融の力を解き放つ」を企業の目的として掲げ、ライフプランの実現をサポートしています。出前授業として提供されたこの教材は、21000人以上の学生に使われ、実践的な金融教育に力を入れています。
出前授業の進行と体験
授業では、生徒たちが自分の人生を想像し、お金や時間をどのように使うかを考えるため、ゲームを通じた体験が行われました。このゲームは、単にお金を稼ぐことを目標とせず、「何を叶えたいのか」を中心に考えさせるものです。限られた資源をどのように活用するか、即ち、計画的に行動することが重視されています。
生徒の反応と感想
授業を受けた生徒たちは、ゲームを通じて様々な気づきを得たようです。特に印象的なのは、1回目のプレイで得た経験をもとに、次回の行動を変えたというコメントが多かった点です。ある生徒は「1回目を反省し、余裕をもってお金を使うことができた」と述べ、別の生徒は「さまざまな人生の選択肢を広げる大事さを学んだ」との感想を寄せました。
また、ゲームを終えた後には、大人になった自分へのアドバイスを考える時間も設けられました。一部の生徒は、未来に向けた計画を立てることや、慎重に選択することが重要だと実感したようです。「欲ばかり追い求めず、現実に目を向けた生活をしたい」と願う声も聞かれました。これらの反応からは、金融教育がいかに彼らの価値観や考え方に影響を与えたかがうかがえます。
今後の展望
ブロードマインド株式会社は、若い世代に対して本質的な金融教育を推進し、将来の「理想の人生」を諦めないための支援を続けていく方針です。教育プログラムやサービスを通じて、学生が必要な時に必要なお金を使えるようサポートし、計画的なライフプランニングの重要性を浸透させる活動を拡大していく考えです。
企業情報
ブロードマインドは、2002年に設立され、東京都渋谷区に本社を構えています。「金融の力を解き放つ」をコアに置き、個人や法人向けの金融コンサルティングサービスや、金融教育のデジタルプロダクトを開発・提供を行っており、これからも社会に対して“あるべき姿の金融”を提案し続ける予定です。
今回の出前授業は、若い世代が将来的に必要な金融リテラシーを身につけ、より良い人生を送るための貴重なステップとなったことでしょう。