村上春樹が贈る夏帆シリーズの最終篇
村上春樹の待望の新作、「夏帆とモーターサイクルの男、そしてスカーレット・ヨハンソン」が、2026年2月6日(金)に発売される「新潮」3月号にて発表されます。この作品は、彼の短篇集「夏帆シリーズ」の最終作として位置づけられ、全250枚という大ボリュームでの登場です。
夏帆シリーズとは
このシリーズは、村上作品の中でも特にユニークなもので、絵本作家としての主人公・夏帆の人生を辿りながら展開されてきました。この物語は、彼女が十歳ほど年上の男性とブラインド・デートをしたことから始まりますが、その男性は一見失礼な人物。彼のモーターサイクルへの愛着と、夏帆の感受性がどのように交錯するのか。物語の魅力は、日常の中に潜む非日常的な出来事にあります。
前作までのストーリー
最初の短篇「夏帆」からは、夏帆が夢の中で出会ったありくいに導かれ、武蔵境へと移り住むことになります。そこで彼女は、ブラジルから逃げてきたありくいの奥さんから依頼を受け、商店街の「とぎや」を訪れることに。この辺りから、物語はより多層的に展開して行きます。
前作「夏帆とシロアリの女王」では、夏帆の母が突然の変調をきたす様子が描かれ、彼女自身もまた様々な困難に直面します。母の変化は、夏帆にとってどれほど大きな衝撃であったのか、またそれに対する彼女の心情がどう変化していくのかが見どころです。
最終篇への期待
最新作では、夏帆の人生の選択と、その選択が彼女自身や周囲の人々に与える影響が描かれることでしょう。著者の村上春樹は、昨年末にニューヨークでのイベントで、作品を書き上げたばかりであると語り、世界中から関心が寄せられています。これにより、サスペンスと感動が交錯する物語に仕上がることは間違いありません。
彼の長いキャリアの中で、このように一つの文芸誌でまとまった規模の連作を書くのは初めての試みです。物語はどのように結びつき、夏帆は自身の人生と向き合い、解決へと至るのでしょうか。
村上ファン必見の作品
この作品を通じて、村上春樹が持つ独特の感性や温かさに触れられることでしょう。発売日は2026年2月6日。ぜひお見逃しなく!
雑誌「新潮」2026年3月号は、定価1200円(税込)での販売予定です。JANコードは4912049010369となります。彼のファンや新潮を愛する読者には必見の一冊です。