持続可能なコーヒー体験!自転車で作る新しいコーヒーメニューが登場
株式会社New Innovationsが手掛けるスマートコーヒースタンド「root C」が、新たにGOOD COFFEE FARMSのコーヒー豆を使用した2つのメニューを展開します。これは、持続可能な形でコーヒーを楽しむ新しい方法を提供する取り組みの一環です。
サステイナブルな選択肢
root Cは、これまでにも環境や社会に配慮したスペシャルティコーヒーを提供してきました。これらの新メニューは、GOOD COFFEE FARMSが推進する、農業における持続可能性を実現するための取り組みを反映しています。GOOD COFFEE FARMSは、世界各国の小規模農家と協力し、貧困問題や環境問題を解決するためのビジネスモデルを展開しています。
この新メニューのコーヒー豆は、グアテマラ産のもので、特に注目されるのは、「ドライ・バイシクル・パルピング」と呼ばれる独自の精製プロセスです。この自転車を用いた脱穀機は、水や燃料を全く使わず、環境への負荷をゼロにすることを目指しています。これにより、小規模農家が経済的な負担を軽減しつつ、自らのコーヒーのトレーサビリティを確立できるようになったのです。
新メニュー内容
root Cでは、以下の2種類の新メニューを展開します。どちらもグアテマラ産のコーヒー豆を使用しています。
- - GUATEMALA, Montes de Maria(グアテマラ, モンテス・デ・マリア) 600円(税込)
- - GUATEMALA, Naranjales(グアテマラ, ナランハレス) 500円(税込)
これらの新メニューは、各ステーションで順次販売開始されます。root Cの他のグアテマラ産コーヒー豆とも飲み比べてみることができるため、コーヒー愛好者には満足度の高い体験となるでしょう。
GOOD COFFEE FARMSの取り組み
GOOD COFFEE FARMSは、約250の小規模農家と共に環境への影響を最小限に抑えながら、質の高いコーヒーを生産しています。特に注目すべきは、独自の「ドライ・バイシクル・パルピング」技術で、これにより水や燃料を使用せずにコーヒー豆の精製が可能となりました。
この手法は、グアテマラで始まり、コロンビアやブラジルにも広がっています。
この取り組みによって、小規模農家は自分たちの農園で取れたコーヒーをより良い条件で市場に出すことができ、収入の向上につながっているのです。
root Cの特徴
「root C」は、アプリを通じてコーヒーを事前注文し、指定した時間に受け取ることができる、完全無人営業のコーヒースタンドです。特に、コーヒーのパーソナライズ診断機能「root C MATCH™」を活用すると、自分のライフスタイルや好みに合ったコーヒーを提案してもらうことができるため、より最適なコーヒー体験が可能です。
特に、受け取る場所や時間を指定することで、自分に合ったスタイルでコーヒーを楽しむことができ、忙しい日常の中でも手軽に質の高いスペシャルティコーヒーを楽しむことができます。
中尾 渓人 CEOの理念
株式会社New Innovationsの代表取締役CEO兼CTO、中尾渓人氏は、「人類を前に進め、人々を幸せにする」という理念を掲げています。この理念に基づき、企業の生産性向上だけでなく、消費者の体験をも豊かにするための事業展開を行っています。
今後もroot Cでは、さらなる革新を追求しながら、持続可能な社会の実現に向けた新たな取り組みを続けていくことでしょう。
コーヒー愛好者や環境に関心のある方にとって、root Cが提供する新しいコーヒー体験は見逃せません。