鳥取大学が医療分野のスタートアップ人材を育成する新プログラム「Tubomi」始動

鳥取大学とAlphaDriveが共同プログラムを開始

鳥取大学医学部と株式会社アルファドライブが新たに医療分野の人材育成を目的とした「Tubomi」スタートアッププログラムを開始します。このプログラムは、2024年10月から2025年1月までの期間、全4回のワークショップを通じて、医療関連分野における新規事業開発に必要なスキルを習得することを目指します。

プログラムの目的とコンセプト

「Tubomi」プログラムは、医療機器やヘルステック企業などのスタートアップと新規事業を希望する個人に対し、以下の3つのコンセプトに基づいて展開されます。
1. 顧客志向のアプローチ習得
2. 効果的な検証手法の学習
3. ビジネスモデル構築とマーケティングスキルの向上
これにより、参加者は実践的な知識を得るとともに、医療分野でのイノベーション創出に貢献できる人材に成長することが期待されます。

ワークショップの内容

プログラムは、以下の構成で進行されます。各ワークショップは18:00から20:00まで、鳥取大学病院第二中央診療棟の会議室で行われる予定です。

- 第1回：ニーズドリブン・課題の発掘 (2024年10月24日)
- 第2回：顧客・課題仮説の検証－顧客ヒアリング (2024年11月22日)
- 第3回：プロダクト(MVP等)での検証－プロトタイピングの手法 (2024年12月16日)
- 第4回：ビジネスモデル・マーケティング (2025年1月20日)

これらのワークショップを通じて、参加者は実際の事業開発に必要な技術や知識を包括的に学ぶことができます。

講師陣の紹介

このプログラムでは、新規事業開発の豊富な経験を持つ講師が指導にあたります。

- 宇都宮竜司

株式会社アルファドライブの事業責任者であり、リクルートでのスタートアップ支援で300以上のチームをサポートした経験があります。

- 白杉大

イノベーション事業部のプロダクトオーナーとして、500件以上の案件に関与し、事業支援や研修を行ってきました。

- 岩片一真

マーケティング戦略の専門家として地方自治体の新規事業プログラムにも携わっているプロジェクトマネージャーです。

参加方法と詳細情報

参加を希望する方は、医療分野に関わる企業や個人、学生を対象に、定員は30名となっています。参加費は無料で、申し込みは共学講座のページにあるGoogleフォームから可能です。申込締切は2024年10月18日とされているため、興味のある方は早めに申し込むことをお勧めします。

このプログラムは現地開催が基本ですが、全4回の参加を推奨しています。
主催は鳥取大学医学部で、運営は株式会社アルファドライブが担当します。

お問い合わせ先

お申込みやプログラムに関する問い合わせは鳥取大学医学部附属病院新規医療研究推進センターまでどうぞ。電話番号：0859-38-6745、Eメール：[email protected]。また、アルファドライブの運営事務局への問い合わせも可能です。

この新しいプログラム「Tubomi」は、医療分野における新たなビジネスチャンスを模索している方々にとって、貴重な学びの場となるでしょう。