大野町の醤油の歴史と「大野紫GF6」
石川県金沢市大野町は、約400年の歴史を持つ醤油の産地であり、最近ではグルテンフリーに特化した醤油「大野紫GF6」が注目を集めています。この新しい品は、地元の醸造事業者たちの共同出資で設立された専業工場で生まれたもので、2026年7月からは12ヶ月にわたるドキュメンタリー「グルテンフリー戦記」が配信予定です。
「大野紫GF6」とは
「大野紫GF6」(Gluten Free No.6)は、従来のJASに定義された5種類の醤油に次ぐ新しいカテゴリーの醤油です。上村和宏氏が命名したこの醤油は、東海地方とは異なる、さらりとした味わいが特徴で、素材の持つ色と風味を引き立てる目的で製造されています。
「私たちは醤油一筋に生きてきた。ただただ、作ることに集中してきた。」
― 上村和宏氏
原材料へのこだわり
「大野紫GF6」は、有機丸大豆、有機玄米、食塩、白山の伏流水を使って生産されており、脱脂加工大豆や小麦は一切使用されていません。有機玄米を使用するのは、江戸時代からの伝統製法を受け継ぎ、自然な甘みを引き出すためです。また、この醤油は約1年間熟成され、雑味のないすっきりとした風味と米由来の甘みが特長です。
伝統と革新のバランス
大野の醤油造りは、地域の独自の気候と水に支えられています。加賀藩主・前田家の後ろ盾により、紀州湯浅の醸造技術が伝来し、地元の特色を生かした醸造文化が発展しました。現在、大野町には9軒の醸造業者が存在し、地域の伝統を守りつつ、新しい挑戦を続けています。
海外市場への展望
「大野紫GF6」のターゲット市場は、特に海外と国内の食品メーカーです。グルテンフリー需要が高まる中、アレルゲン対応の原材料として多くのブランドからの引き合いが期待されています。新しい伝統を形成するためのパートナーシップを募集しており、18Lのバルク供給にも対応しています。
地域から世界へ
大野町のグルテンフリー専業工場はまだ多くの人に知られていませんが、石川県の伝統を持つこの新しい挑戦が世界に広がり、グルテンフリーの可能性を広げることを目指しています。時代の変化に対応しながらも、地域の特産物としての醤油を新たな形で発信していきたいと考えています。
お問い合わせ
本件についての詳細は、以下のお問い合わせ先までご連絡ください。
石川大野醤油協同組合(青年部事務局)
〒920-0331 石川県金沢市大野町4丁目甲18-6
Tel: 076-254-5601
Web:
大野醤油協同組合
このプレスリリースは「グルテンフリー戦記」の第1回目です。毎月1回、全12回にわたって配信予定です。