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スペインのジュエリーデザイナー、ホアキン・ベラオが50周年を祝うイベント

スペインの名ジュエリーデザイナー、ホアキン・ベラオが日本に帰ってきました。約3年ぶりの来日となる今回は、彼のキャリア50周年を祝う特別なイベントが開催され、9月28日から10月11日まで、東京・六本木のISETAN SALONEで行われます。

この祝賀イベントには、スペイン駐日大使をはじめ、各界からの友人や長年の顧客が集い、彼の功績を称えました。特に印象的だったのは、レセプションで駐日スペイン大使が行ったスピーチです。大使はプライベートでも長年の友人であるホアキン・ベラオのブランドが日本国内で根強い人気を誇っていることを強調し、ブランドに対する妻の特別な愛情についても触れました。彼女は毎日このブランドのジュエリーを身に着けており、「常にそばにある存在」であると語ったことは、来場者たちの心に残りました。

レセプションの中で、ホアキン・ベラオ自身も登壇し、彼のデザイン哲学に関する発言が響きました。「私は口数が少ないが、私の作品が多くを語ってくれる」とし、50年間を通じたクリエイティビティが作品に込められていることを訴えました。最後には、彼の作品を支えてくれた顧客や関係者に感謝の気持ちを表明し、多くの拍手を受けました。

新コレクション「LINEA」の発表

特に注目すべきは、2年ぶりに発表された新作コレクション「LINEA」です。スペイン語で「ライン」を意味するこのコレクションは、連続した点が動く様子や、過去の軌跡を示すもので、エネルギーに満ちあふれています。この「LINEA」は、デザイナーとしての過去と未来をつなぐ美しい造形美によって表現され、来場者からも多くの称賛を受けました。

新作コレクションは、バングルやピアス、ネックレス、リングなど、多彩なデザインが揃い、アイテムは全部で23に及びます。価格帯もバングルが82,500円から、ピアスが49,500円から、ネックレスが60,500円から、リングが48,400円からと、さまざまです。

ブランドの成り立ちとデザイナーの経歴

ホアキン・ベラオは1970年、イビザ島で初のコレクションを発表し、そのキャリアを歩み始めました。彼のデザインは彫刻や建築、自然からインスピレーションを得ており、ユニークでエレガントな美しさを持っています。熟練した職人たちによる手作業で製作され、品質の高さも特徴です。

1989年にミラノに直営店をオープンし、日本での展開も1990年から行われましたが、2014年には一度移転があったものの、2018年から再び日本市場に戻ってきました。ホアキン・ベラオの作品は、今も多くのファンに支持され続けています。

イベント詳細

この特別なイベントは、2022年9月28日から10月11日まで開催されています。東京都港区赤坂の東京ミッドタウン・ガレリア1F、イセタンサローネで行われており、営業時間は11:00から20:00までです。

期間中、来場者には特別なギフトも用意されていますので、興味がある方はぜひ足を運んでみてください。ホアキン・ベラオの魅力あふれるジュエリーを直に奏でる貴重な機会です。

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