インフラ老朽化対策に新たな一歩
株式会社ジュンテクノサービス(埼玉県川越市)は、2020年2月18日より水中撮影サービスを新たに開始しました。このサービスは、特に老朽化が進むインフラの調査や点検を目的としており、企業からのニーズに応える形で導入されました。
背景
日本ではインフラの老朽化が深刻な課題となっており、特に河川やダム、汚水処理施設などでの点検作業は急務です。企業の担当者からの相談を受ける中で、同じ機種では現場の状況に対応できない事例が多くあることがわかりました。これを受け、さまざまなニーズに応じた機種の選定が不可欠だと考え、自社で全てのサービスを一括して行う体制を整えました。これにより、より安全に、効率的に調査を進めることが可能となります。
サービスの特徴
新たに提供される水中撮影サービスは、潜水士やダイバーが行う従来の手法に代わり、安全性を重視して水中ドローンを使用します。これにより、コストを抑えつつ、高精度な調査が実現できます。具体的には、8種類の水中ドローンを用意し、法人向けに提供しています。これらのドローンは水深100メートルまでの潜行が可能で、映像の取得や点検を行うことができます。
さらに、2020年4月以降には新機種も追加される予定で、ベーシックな撮影ラインから、精密な測定機器やサンプラーなど、オプションパーツも豊富に取り揃えています。これにより、現在必要とされる様々な撮影ニーズに応えることが可能です。
特長
1.
統合的サービス: 水中撮影サービスだけでなく、機体の導入相談や人材育成、販売、修理といったサービスを一手に提供。
2.
幅広い機種: 現在8機種を取り扱い。新機種も続々追加予定。
3.
カスタマイズ可能: 法人に特化した機体選定と現場に合わせた撮影方法案内。
このサービスは、ダム、発電所、漁礁、船、橋脚など、幅広い水中インフラの点検に対応しています。水中ドローンは淡水、海水問わず様々な環境で活躍できるため、全国各地でのニーズに応えることが期待されています。
今後の展望
水中撮影サービスは、今後もインフラ老朽化対策の一環として力を入れていく考えです。関東や九州に専門家を配置し、活動範囲を着実に拡大していく予定です。また、自社の導入前には、実際の現場でのデモ潜水を推奨しており、具体的な活用方法を提案していきます。
お問い合わせ
サービスについての詳細や相談は、株式会社ジュンテクノサービスまでお問い合わせください。
以上のように、新たな技術を用いたこのサービスは、インフラの老朽化問題解決に寄与することが求められています。