STATION Aiが主催するAIスタートアップ向けプログラム、エントリー受付開始

STATION Aiが日本初のAIスタートアップ支援プログラムを発表

名古屋市のSTATION Ai株式会社が、AIスタートアップ向けのアクセラレーションプログラム「AI Boost Program」のエントリーを2025年12月19日から開始します。このプログラムは、国内のAI市場を活性化し、スタートアップ企業が競争力を強化することを目的としています。

プログラムの目的と背景

AI技術の進展は目覚ましく、生成AIの発展により、様々な分野で新しいビジネスチャンスが生まれています。このような背景の中で、STATION Aiは、ソフトバンクとNVIDIAの協力を得て、スタートアップにとって自らの技術を磨き、事業機会を見出すための実践的な支援を行います。

エントリー期間と審査体制

エントリーは2025年12月19日から2026年2月13日まで受け付けられます。プログラム参加を希望する企業は、特設ページから申請を行い、各種審査を経て選考されることになります。審査スケジュールは以下の通りです：

- 2025年12月19日：エントリーフォーム公開
- 2026年1月20日：告知イベント
- 2026年2月13日：エントリー締切
- 2026年2月20日：書類審査
- 2026年3月6日：二次審査

合格企業には4カ月間にわたる無償の開発環境が提供され、技術セッションやワークショップを通じてNVIDIAのエンジニアから直接学ぶ機会が与えられます。これにより、参加企業は実践的な技術スキルを身に付けることが可能です。

STATION Aiの支援内容

採択された企業は、以下の支援を受けることができます：
1. 無償開発環境
- ソフトバンクが提供する「AI Foundation for Startups」を活用し、NVIDIA DGX A100（GPUサーバー）を4カ月間無償で使用できます。セットアップも一部サポートを受けることができます。

2. 技術知見の提供
- 実践型のワークショップでは、NVIDIAのエンジニアとのセッションに参加し、直接Q&Aを受けることができるため、技術力向上が期待されます。

3. 顧客開拓支援
- STATION Aiは事業共創を通じて案件の創出を支援し、顧客へのアクセスを容易にし、商談やパートナー企業との連携を促進します。

「STATION Ai」とは

STATION Aiは、日本国内外のスタートアップ企業、パートナー企業、投資機関、大学などが参画するオープンイノベーションの拠点です。1000社以上が参加し、オフィス環境の提供やメンタリング、勉強会を通じて企業の成長をサポートしています。アジアにおけるオープンイノベーションのリーダーとして、様々な取り組みを進めており、今後の展開が注目されます。