TOKIWA能の楽しみ
2023-06-13 16:16:14

京都観世会館で感じるまるごと能の楽しみ方!TOKIWA能《安達原》

京都観世会館で感じるまるごと能の楽しみ方!TOKIWA能《安達原》



2023年7月8日、京都観世会館にてイベント「TOKIWA能《安達原》」が開催されます。これは、能に初めて触れる方々に向けて企画された特別な公演です。このイベントでは、能の演目やその背景、演じる能楽師の思いを深く理解しながら、五感で満喫する体験ができると言います。

TOKIWA能の魅力とは?



TOKIWA能は、能楽の神秘的な世界を楽しむためのイベントであり、特に「能楽怪談」と呼ばれる独自の取り組みがあります。この取り組みでは、演目《安達原》に登場する女の物語を能楽師が怪談形式で語り、観客の想像力を刺激します。能の上演前に背景を知ることで、観賞体験が一層深まります。

公演は、14時に始まり、14時半から能《安達原》が上演される予定です。主役のシテ(主役役)は、樹下千慧が初めて演じることになっています。彼女は「迷い苦しみから逃れられない人間の業を演じたい」と熱い思いを語っています。

美味しい抹茶スイーツと写真撮影の特典



公演の特長として、能楽堂前に登場するのは、京都の老舗・大谷茶舗園の抹茶スイーツのキッチンカーです。猛暑の夏に嬉しい涼感をもたらします。さらに、着物で来場した方には、能舞台での特別な写真撮影ができる特典も用意されています。

会場で行われる交流会



公演後には、ザ・ゲートホテル京都高瀬川の8階にて交流会も開催されます。京野菜を使った料理と共に、フリードリンクでおもてなし。先着30名限定のこの企画では、参加者が能楽師との交流を楽しむことができます。出演者に直接能についての質問をしたり、感想をシェアする機会が提供されます。これにより、能楽の世界が少し身近に感じられることでしょう。

能楽の未来に向けたTOKIWA能の取り組み



TOKIWA能は、ただ観るだけでなく、観客とともに想像力を働かせ、能の舞台を共に創り上げることを目指しています。能楽師の松野浩行氏は、その活動を通じて新たな能楽の可能性を提案していく意義を語っています。

今回のイベントは、能楽をより多くの人に体験してもらうための素晴らしい機会です。能の美しさ、深さ、そして魅力を存分に味わいながら、京都の夏を特別なものにしてください。ぜひ、観世会館でTOKIWA能の世界を体験してみてはいかがでしょうか。

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