2025年サマーシンポ
2025-07-17 11:08:53

スペラファーマ、2025年サマーシンポジウムに出展し最先端技術を発表

スペラファーマ株式会社が日本プロセス化学会2025サマーシンポジウムに参加



スペラファーマ株式会社(本社:大阪府大阪市)は、来る2025年7月24日(木)から25日(金)にかけて開催される「日本プロセス化学会2025サマーシンポジウム」に出展します。会場となるタワーホール船堀では、製薬業界で必要とされる様々な技術やサービスを紹介します。

展示内容



同社のブースでは、原薬のプロセス開発や中間体の製造、結晶多形のスクリーニング、3D ED/MicroEDによる結晶構造解析、さらにはニトロソアミン類のサンプル合成に関する受託サービスの詳細が披露されます。この展示は、製薬企業や研究機関に向けて最先端の技術を紹介し、その利点をアピールする絶好の機会です。

さらに、スペラファーマの研究所から中井啓陽がプレゼンターとなり、ポスター発表も行います。演題は「ニトロソアミン原薬関連不純物(NDSRIs)標準サンプル合成業務に対する3D ED/MicroEDの構造決定力」という内容で、最新技術を用いた研究成果が紹介されます。

ニトロソアミン問題への取り組み



最近、製薬業界ではニトロソアミンの安全性に関する問題が深刻化しており、特に医薬品原薬や製剤の中に微量が混入するリスクが注視されています。これに対して、各国の規制当局は厳格なリスクアセスメントを求めており、企業側はそれに応える必要があります。そこで重要になるのが、実際の標準サンプル合成です。ニトロソアミンは窒素や酸素を基にした構造を持ち、従来の分光法ではその特定が難しいことが多いです。

そのため、スペラファーマは3D電子回折技術(3D ED/MicroED)を活用し、NDSRIsの迅速かつ正確な構造決定を実現しました。この技術導入により、リスクアセスメントの信頼性が向上し、規制への対応がより効率的になることが期待されています。中井はその具体的な成果や事例についても発表する予定です。

開催概要



  • - 名称: 日本プロセス化学会2025サマーシンポジウム
  • - 日時: 2025年7月24日(木)〜25日(金)
  • - 会場: タワーホール船堀(東京都江戸川区船堀4-1-1)
  • - 主催: 日本プロセス化学会
  • - 協賛: 有機合成化学協会、分離技術会
  • - 協力: 化学工業日報社
  • - 詳細URL: 日本プロセス化学会2025サマーシンポジウム

スペラファーマの企業情報



スペラファーマ株式会社は、2017年に設立され、医薬品のCMC研究開発及び製造受託事業を展開しています。本社を持つ大阪は、製薬業界における重要な拠点であり、同社もこの地で活動しています。

詳細情報やお問い合わせについては、スペラファーマ公式サイトを参照してください。

スペラファーマは、最先端の技術で製薬業界のニーズに応えるべく、積極的に活動を続けていきます。


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会社情報

会社名
アステナホールディングス株式会社
住所
東京都中央区日本橋本町四丁目8番2号
電話番号
03-3279-0481

トピックス(科学)

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