企業防災を考える
2025-09-01 16:19:24

関西大学が災害の節目年に企業防災を考えるシンポジウムを開催

企業の防災とリスクマネジメントを新たに考察するシンポジウム



2025年、日本はさまざまな社会災害や自然災害の節目の年を迎えます。これに伴い、関西大学社会安全学部は9月12日、東京センターにて第9回東京シンポジウムを開催することを発表しました。このシンポジウムでは、防災庁の新設を背景に企業に求められる防災対策や、安全管理の未来について、最前線の研究者たちが議論を交わします。

災害の節目を踏まえた重要な議論



2025年は、日本航空ジャンボ機墜落事故から40年、阪神・淡路大震災から30年、JR福知山線脱線事故から20年という重要な節目です。これらの出来事は、私たちの社会に潜むリスクや安全の課題を再認識させる契機となります。このタイミングで、企業の防災部門やリスクマネジメント部門が集まり、社会安全を見つめ直す意義は極めて大きいといえるでしょう。

シンポジウムの内容と目的



本シンポジウムは、企業における防災のあり方やリスクマネジメントの最前線を探索する場として設計されています。第一部では、防災庁の新設に関連する議論と、企業不祥事における「第三者委員会」の課題が取り上げられます。続く第二部では、実際のケーススタディを通じて、防災庁設立に伴う企業戦略や効果的な第三者委員会の運営方法が提言される予定です。関西大学の重鎮たち、河田惠昭特別任命教授や安部誠治名誉教授が講演に登壇し、理論と実践の両方から深い考察を展開します。

多様化するリスクへの対応



近年来、企業を取り巻くリスクは多様化・複雑化の一途をたどっており、地震や気候変動から感染症、SNSによる炎上、コンプライアンスの違反までさまざまな問題が存在します。このような現状には、企業が効果的な防災対策やリスクマネジメントをどのように実施していくのかが求められています。本シンポジウムを通じて、参加者は最新の研究成果や事例を学び、今後の企業と社会のあり方について深い対話を持つことができるでしょう。

シンポジウムの概要



  • - 日時: 2025年9月12日(金)13:30~17:30
  • - 場所: 関西大学東京センター(千代田区丸の内1-7-12サピアタワー9階)
  • - テーマ: 「社会安全学の視点から企業の防災・リスクマネジメントを考える」
  • - 内容: 基調講演、事例発表、パネルディスカッション、懇親会・名刺交換会
  • - 参加費: シンポジウムは無料、懇親会・名刺交換会は有料
  • - 詳細: 関西大学公式サイト

このシンポジウムは、企業の防災およびリスクマネジメントの実践にとって重要な一歩となります。日本の企業が未来に向けてどのようにこれらの課題に取り組んでいくのか、皆さんもぜひ参加して見解を深めてみてください。


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会社情報

会社名
学校法人関西大学
住所
大阪府吹田市山手町3丁目3番35号
電話番号
06-6368-0007

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