2025年秋に鎌倉市にオープンする新サウナ施設「御成桑拿（おなりさうな）」の魅力

鎌倉市に誕生する「御成桑拿」

2025年の秋、神奈川県の鎌倉市に新しいサウナ施設「御成桑拿（おなりさうな）」がオープンすることが発表されました。このプロジェクトは、面白法人カヤックと株式会社GREENINGが共同で手掛けるもので、地域のコミュニティを活性化させることを目的としています。

地域を大切にした共同プロジェクト

カヤックは、鎌倉を拠点にする企業で、利益だけでなく、地域の自然や文化、人とのつながりを大切にする「地域資本主義」を掲げています。GREENINGは、様々なレストランブランドや商業施設のプロデュースを手掛けてきた企業で、これまでにも鎌倉の街の魅力を引き出すプロジェクトを行ってきました。第一弾は、カヤックの元社員寮をリノベーションしたオーベルジュ「BIRD HOTEL - GARDEN HOUSE - 」の開業でした。

「御成桑拿」は、これらの知見を基に、地域に根ざしたコミュニティサウナを目指しています。このサウナは、単なる設備としての役割を超え、地域の人々が集まり、交流する場を提供することを目指しています。

サウナデザインのこだわり

「御成桑拿」のサウナ室は、サウナの理論を科学的に探求する「madsaunist」によって監修されています。彼らは、サウナを単なるリラクゼーションの場としてだけでなく、深い体験を提供するための空間として捉えています。サウナ初心者からコアなサウナーまで、すべての人が楽しめるような設計が施されています。呼吸のしやすさや居心地の良さを重視し、自然と会話が生まれる雰囲気を演出しています。

さらに、内装は「SUPPOSE DESIGN OFFICE」が担当しており、鎌倉の伝統を意識しながらも、クリエイティブな発想を取り入れたデザインが施されています。地域のクリエイターとのコラボレーションにより、より魅力的な空間が生まれています。

コミュニティの形成を目指して

サウナを超えた新たな価値を提供するために、「御成桑拿」はコミュニティマネージャーを募集中です。地域と連携したイベントやローカルショップとの協業を通じて、鎌倉の人々が交流し、賑わいを生むスペースを創出します。また、サウナを起点にした新たな体験と価値づくりを楽しむことができる場を提供することを目指しています。