賃貸Wi-Fi 7導入
2025-01-22 10:27:05

賃貸物件にWi-Fi 7対応無線ルーター、実証試験開始

賃貸物件におけるWi-Fi 7対応無線ルーター実証試験開始



概要


株式会社Ai.Connect、株式会社三和住宅、Ruijie Networks Japanの三社が、日本初の賃貸物件を対象にしたWi-Fi 7対応着脱型無線ルーターの実証試験を開始する。この試みは、賃貸物件の通信インフラの向上を目指すもので、特に柔軟な運用が期待されている。

背景と目的


スマートホーム化が加速する現代において、賃貸物件でも高性能な通信環境が求められている。しかし、設置工事が必要な従来の通信設備では導入に多くの障壁が存在する。そこで、三社が連携し、Wi-Fi 7対応の着脱型無線ルーターによる実証試験を行うことにした。これは新たな通信インフラの導入方法を模索する先駆けとなる試みだ。

実証試験の特徴と目標


実証試験の主な特徴と目標は次の通りだ:

1. 日本初の取り組み


Wi-Fi 7の着脱型無線技術を、賃貸物件に適用して試験する試みは今回が初めてとなる。

2. 設置の柔軟性


このデバイスは工具を使用せずに簡単に交換が可能で、故障時や設備の更新が必要な際に簡便に対応できることを目的としている。

3. 次世代通信性能の検証


Wi-Fi 7の特長である超低遅延や高速通信、大容量接続能力を実際の住環境でテストする。

4. 居住者満足度の向上


高性能通信の利便性と柔軟な運用により、快適な住環境を提供することを目指している。

今後の展開


この実証試験は2025年1月より栃木県内の複数の賃貸物件においてスタートし、実施結果を基に、賃貸住宅向けに最適化した製品やサービスを展開する予定だ。また、2025年春には本格導入を計画している。

デバイス仕様


Wi-Fi 7対応着脱型無線ルーターは、802.11b/g/n/ax/be(2.4GHzの688Mbps)、802.11a/n/ac/ax/be(5.2GHzの2882Mbps)と、最大3.57Gbpsの通信速度を実現。

各社からのコメント


三社の代表者は、この実証試験が賃貸物件の価値を向上させる重要なステップであるとし、住環境の利便性を高めることを期待していると述べている。これは新しい通信インフラの標準化に向けた一歩であり、多様化する居住ニーズに応える枠組みでもある。特に、株式会社Ai.Connectの松永代表は、「この試験を通じて新たな価値を創出していきたい」と意気込んでいる。

まとめ


賃貸物件におけるWi-Fi 7対応無線ルーターの実証試験は、次世代通信技術を賃貸市場に適用する重要な試みだ。これにより、快適で便利な住環境が提供されることが期待され、今後の展開に注目が集まっている。各社の連携が、新しい住生活の形を築くことに繋がることだろう。


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会社情報

会社名
株式会社Ai.Connect
住所
宇都宮市西3-5-8
電話番号
028-651-6652

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