クラゲ日時計と未来
2024-12-10 14:24:12

セイコー、クラゲをテーマにした日時計で未来の子供たちに「時」の大切さを伝える

セイコー、クラゲをテーマにした日時計で未来の子供たちに「時」の大切さを伝える



2025年に開催される日本国際博覧会、大阪・関西万博において、セイコーグループが協賛するシグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」。ここでは、音楽家かつ教育者である中島さち子氏がプロデューサーを務めるこのパビリオン内に、直径2メートルの「セイコー クラゲ日時計」が設置されることが発表されました。この日時計は、クラゲをモチーフにしたデザインで、訪れる人々に“いのち”や“進化”、“創造性”を考える時間を提供します。

「いのちの遊び場 クラゲ館」の取り組み


セイコーは「生きる喜びや楽しさを感じ、ともにいのちを高めていく共創の場の創出」を目指す中島氏の理念に共感し、パートナーとして協力することを決めました。特に注目されるのが、クラゲを象徴とする日時計の設置と、参加型ワークショップ「時育®(ときいく)わくわく日時計づくり教室」です。この教室では、参加者が自らオリジナルの日時計を作りながら、「時」の大切さを学び、考える力を育むことを目指しています。

セイコー クラゲ日時計のデザインと機能


「セイコー クラゲ日時計」は、その名の通り、クラゲをモチーフにした有機的なデザインが特徴です。直径2メートルの日時計は、地表に投影される影を用いて時刻を読み取ることができ、自然のサイクルを体験できます。また、日時計の中心にはノーモン(日影棒)があり、完全な形で時間を示すことができます。季節ごとに少し異なる時間の進み方を考慮し、均時差表も設けられています。

この日時計では、内側からブルーとグリーンの光源が放たれ、生命の鼓動や海の揺らぎを感じさせる演出が施されています。また、電源には主にソーラーバッテリーを使用し、環境に配慮したエコな設計となっています。詳しい仕様は、直径約2メートル、高さ約1.6メートルとなり、芝生エリアに設置される予定です。

「時育®」活動の背景


セイコーの「時育®」活動は、子どもや若者たちが「時」を学ぶ機会を提供し、未来を考える力を育むことを目指しています。過去には、「セイコーわくわく時計教室」など、様々な分野での体験プログラムが実施されてきました。中島氏による「いのちの遊び場 クラゲ館」は、生きる喜びを体験しながら、「遊びや学び」を通して次世代に貢献する場として機能します。

まとめ


セイコーグループの「セイコー クラゲ日時計」設置は、単なる時計の提供に止まらず、次世代への教育的な意義を持つものです。クラゲ館を訪れた人々は、このユニークな日時計を通じて、時間の重要性を体感することでしょう。今後の開催に向けて、引き続き新たな発表に期待が高まります。


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会社情報

会社名
セイコーグループ株式会社
住所
東京都中央区銀座1丁目26-1 
電話番号
03-3563-2111

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