新しい求人の形を提供する『コモエス』
2022年3月に登場したSNS型求人サイト『コモエス』は、働く前に感じる不安を解消するための動画コンテンツを提供しています。運営する株式会社No.Kは、このプラットフォームを通じて、特に介護・福祉業界における雇用のミスマッチを減らすことを目指しています。
SNSと動画の力で不安を解消
美容室や飲食店を利用する際、多くの人々がSNSや動画で事前リサーチを行うことは今や日常的になっています。しかし、職場に関しては、実際に働くイメージを持つことが難しいという声が多く聞かれます。『コモエス』は、そんな個々の不安を解消する手段として「職員の1日」を短い1分の動画で紹介。これにより、求職者は自分の働く姿をより具体的にイメージできるようになります。
介護・福祉業界に特化した理由
介護・福祉業界は現在、人手不足が深刻な問題となっています。これにより「応募が少ない」「採用が決まっても辞めてしまう」といった問題も発生しています。多くの人が抱く「3K(きつい、危険、汚い)」という先入観や、仕事に対する現実とのギャップが原因として挙げられます。『コモエス』は、こうした業界特有の課題に挑むため、具体的な動画コンテンツを提供し、求職者に現実を正しく伝える役割を果たしています。
1分動画の内容
『コモエス』に掲載される動画は、職員の1日を多角的に捉えています。動画は以下の構成で制作されます:
- - 職場の外観及び入口の様子や、着替えのシーン
- - 実際の業務内容
- - 休憩中の様子
- - 利用者やスタッフとのコミュニケーション
- - 残業の有無やPRポイント
これにより、求職者は「勤務環境はどうか?」「どのような人が働いているか?」という疑問に対して、視覚的に明確な答えを得られるのです。
コモエスのビジョン
『コモエス』は、従来の求人サイトとは異なるアプローチを取っています。膨大な費用をかけずとも運営できるサイトの構築を目指し、より効率的で有意義な採用活動を実現させたいと考えています。これは最終的には求人企業への利益にも繋がります。
介護・福祉業界を支える力
『コモエス』のグランドオープンに際し、日本一バズっている介護士である「ガップリン」を公式アンバサダーに任命しました。彼の存在は、その知名度を活かして、さらに多くの人々に介護業界の魅力を伝え、応募者の増加に寄与することが期待されています。動画を通じて未来の職場感を伝える『コモエス』は、人手不足が深刻な介護・福祉業界における新しい力となっていくでしょう。