山梨県発！プログラミング教育と自然体験を結ぶ新サービス『CODE CARAVAN』

このたび、山梨県で新しいプログラミング教育の試み『CODE CARAVAN』がスタートします。都市部では味わえない自然の中で、テクノロジーとリアルな体験を融合させるこのプロジェクトについて詳しく見ていきましょう。

新たな教育手法と背景

近年、ロボットやドローンを使った教育が普及していますが、実際に日常生活で役に立つ素養が身に付いているのか不安に思っている保護者の声も聞かれます。そこで、『CODE CARAVAN』は、子どもたちが学びながら楽しむことができるプログラムを提供することを目指して立ち上げられました。

学習塾に多く見られる、テクノロジーの表面的な部分に留まらず、実際に生活で役立つ知識やスキルを身に付けることを重視しています。このプログラムと共に展開される学習教材『DAYs』は、日常の課題を解決するための具体的なプロジェクトを提供します。

学習教材『DAYs』の魅力

『DAYs』は、株式会社ライカーズアカデミアが提供する教材で、日常生活で便利さを追求することをコンセプトとしています。「ドアの開けっぱなしを感知する仕組み」や「料理を楽にする装置」など、身近なテーマに基づいた課題を通じて、子どもたちのプログラミングやテクノロジーへの興味を引き出します。

使用するマイコンボード『SchooMy』は、すぐに楽しめるスターターキットが付属しているため、親子で気軽にプログラミングを体験できます。パソコンが無くても、学びを深めることができる点も大きな魅力です。

屋外利用による効果

『CODE CARAVAN』では、場所を選び、キャンプという環境で行うことで、普段の生活から離れた新しい学びを提供します。キャンプでは自分たちでゴミ出しや料理、掃除を行うことになり、日常生活での責任感や主体性が育まれます。

以前のトライアル授業では、OUTDOORで子どもたちが靴を揃えた際にLEDが光る仕組みを作成し、その後家でも靴を揃えるようになったという成功事例もあります。日常のアクションがプログラミングやテクノロジーへとつながる実例を通じて、子どもたちは自然に学びを実践に活かすことができるのです。

トライアルイベントのお知らせ

山梨県では、2023年のトライアルイベントも予定されており、参加者を募集しています。小学校4年生から中学3年生までの子どもたちが対象ですが、興味を持つお子様の受講への相談は受け付けているとのことです。日時や場所、受講料についての詳細は公式リンクをチェックしてください。

最後に、今後も『CODE CARAVAN』を通じて、プログラミング教育がどのように地元での新しい学びを創出していくのか、期待が高まります。この機会を通して、子どもたちがテクノロジーを身近に感じ、未来の可能性を広げることができることを願っています。