第13回ワクセル会議レポート
2025年11月9日(日)、東京都渋谷区のスタンダード会議室六本木一丁目で、ソーシャルビジネスコミュニティ「ワクセル」による第13回ワクセル会議が開催されました。この日のテーマは「自分軸ビジネス2.0」です。
ワクセルとは?
「ワクセル」は、ビジネスやプロジェクトを通じて人々に夢を与えることを目的としたコミュニティです。各分野で活躍する人々が集まり、学び合い、チャレンジし続ける姿勢を大切にしています。特に、今回の会議ではビジネスリーダーたちが集まり、互いの経験を共有し、新たな協業の機会を探求しました。
会議概要
- - 開催日: 2025年11月9日(日)
- - 時間: 15:00〜18:00
- - 会場: スタンダード会議室六本木一丁目
第1部:森田市郎氏の対談
対談のゲストには、株式会社アウェイクの代表取締役である森田市郎氏が登場しました。森田氏はプロコーチ兼ビジネスコンサルタントとして、2万人以上に教育を行っており、今年度の目標は日本一のコーチングスクールを目指すことです。
彼の講演では、リーダーが「自分軸」を確立する重要性が強調されました。「優しい経営者」が抱えている問題点やビジョンの伝え方、従業員との関係構築方法について具体的な事例を交えながら説明し、参加者たちも共感を寄せました。森田氏は、自らの原体験やビジョンの重要性についても語り、会場は深い感動に包まれました。
営業戦略の提出
- - 自分が情熱をもってリーダーシップを発揮することで、組織全体の成長を促進する
- - 成長戦略には意図的に「うまくいっていない状態」を作り出すことの意義
- - 組織戦略と事業戦略が連動することの必要性
- - 採用においては、スキルよりも「スタンス」の重要性を強調
- - 従業員は4つのタイプに分類し、適切なアプローチが求められる
第2部:スピーチリレー
次に行われたスピーチリレーでは、起業家、医療従事者、教育者、学生など合計17名が登壇しました。登壇者たちはそれぞれ、自身の「原体験」と「使命」を語ることによって、参加者同士の深い共感を得ました。これにより、多くの新たなコラボレーションの機会が生まれる瞬間も見受けられました。
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主なテーマ:
教育に関する思考力の低下対策や、医療における認知症予防と精神医療の改善、さらには金融教育と個人ブランドの戦略などが語られました。
第3部:飯島健一氏と法華津和徳氏の対談
最後のパートでは、環境学博士の飯島健一氏とカウンセラーの法華津和徳氏が対談しました。飯島氏は、再生可能エネルギーや環境改善に関する研究を行い、微生物を用いた新技術の導入についても触れました。
飯島氏の発言:
- - 発酵コーヒーを用いた血糖値改善の事例
- - 糖尿病をコントロールするための腸内環境の重要性
- - 食品に新たな価値を持たせるためのビジネス戦略について
この対談では、参加者たちは新しい知見を得ることができ、心と科学の融合する重要性が再確認されました。
今回の会議の意義
第13回ワクセル会議は、リーダーシップ、教育、健康、環境といった多様なテーマが前面に出た貴重な機会でした。参加者それぞれが刺激を受け、多くの新しい挑戦の芽を育む場となり、活気に満ちた時間が流れました。ワクセルの理念通り、人に夢を与えるための新たな第一歩が確認される場となりました。