新コスモス電機の新技術
2026-04-15 12:55:49

新コスモス電機がAR技術を駆使したガス漏れ可視化装置を開発

新コスモス電機がAR技術を活かしたガス漏洩可視化装置の開発



新コスモス電機株式会社は、ガス漏洩を可視化する革新的な装置「Laser Gas Visualizer」を発表しました。この装置は、同社が掲げている「世界中のガス事故をなくす」という大目標を視覚的に実現する技術です。大阪市淀川区に本社を置く同社は、ENEOSグローブ、東京ガスエンジニアリングソリューションズ、NeoRealXと共同で、新しい技術の開発に取り組んでいます。

開発背景


家庭や産業のあらゆる場面で利用されるガスは、その便利さと引き換えに、万が一の漏洩が発生すると大きな危険を伴います。これまで、熟練した技術者による検査が行われてきましたが、インフラの老朽化や人手不足といった問題が深刻化しています。このような中で、スマート技術を使った効率的なガス漏洩の探索が求められていました。

新コスモス電機は、レーザー技術を活用したガス検知器の開発を進めており、その実用化に成功しました。しかし、その出力は数値に過ぎず、実際の漏洩の様子を直感的に理解するには限界がありました。

AR技術との統合


そこで今回、AR(拡張現実)技術とレーザーガス検知技術を融合させることで、ガス漏洩を「見える化」する新たなシステムを構築しました。このシステムは、レーザーによって取得されたデータを、支援者が直感的に理解しやすい空間情報に変換します。

作業者は、レーザー式ガス検知器を搭載した特別なヘルメットを着用し、特定の方向に視線を向けるだけでガス漏洩検査が実施できるようになります。また、ARグラスを通じて作業者の視野にガスの拡散状況が可視化され、より効果的な漏洩探索が可能となります。

システムの特徴


本システムは、数値データをリアルタイムで処理し、作業者にとって理解しやすい形でガスの存在を表示します。これにより、従来の数値に依存した確認プロセスが改善されます。音声ガイダンスや表示制御も合わせて行われ、従事者が経験にかかわらず、安全かつ効率的に作業を進めることを支援します。

製品化と未来の展望


新コスモス電機は、今後、フィールドテストを経て2027年に製品化を目指しています。メタンだけでなく、アンモニアなど他のガスに対しても、同様の技術を展開する計画が進められています。

同社は、AR技術を通じたガス漏洩の可視化を進めることで、熟練者に頼らない安全な作業環境の構築を目指しています。新しい技術が普及することで、ガス漏洩による事故を未然に防ぎ、社会インフラの安全性を高めることを期待されています。

新コスモス電機の紹介


新コスモス電機は1964年、世界初の家庭用ガス警報器を開発して以来、ガス事故を防ぐための取り組みを続けてきました。国内市場だけでなく、海外展開にも力を入れ、最先端のガスセンサ技術をもって新しい製品を生み出し続けています。今後の挑戦にも目が離せません。


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会社情報

会社名
新コスモス電機株式会社
住所
大阪府大阪市淀川区三津屋中2-5-4
電話番号
06-6308-3112

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