若者の酒離れ
2016-10-11 21:00:01
酒離れが進む若者たち、20代男性の39.8%が無酒派
酒離れが進む若者たち
最近の調査によると、若者の間でお酒から距離を置く傾向が明らかになりました。特に20代男性では39.8%が「月に1度もお酒を飲まない」との結果が出ており、これは大きな驚きです。この調査は6638名を対象に行われ、男女間の飲酒の傾向についても多くの興味深いデータが集まりました。
調査の概要
調査は2016年8月19日から8月30日までの期間に実施され、20歳から69歳の男女を対象にインターネットで行われました。調査内容は「あなたはお酒をどれくらいの頻度で飲みますか?」というもので、回答者は「毎日飲む」「週に2-3回飲む」「ほとんど飲まない」「まったく飲まない」のいずれかを選択しました。その結果、36.2%の人が「お酒好き」と答えた一方、38.9%が「お酒NG」となりました。
男女間の違い
具体的に見ると、男性の45.1%が「お酒好き」としているのに対し、女性は27.3%と少ない結果となっています。また、女性についてはお酒を飲まない人が47.6%に達しました。この数字からも、男女間での飲酒に対する意識の違いが浮き彫りになっています。
年代別の乖離
さらに興味深いのは、年代別での「お酒NG」層の割合です。特に20代は39.8%が「まったく飲まない」と回答しており、他の年代に比べて高い割合を示しています。一方で、60代の男性は「お酒NG」が25%と、世代が進むにつれてお酒を楽しむ人が増える傾向が現れました。年齢に関係なく、女性はどの年代においてもお酒を飲まない割合が4割から5割となる傾向がありました。
現代の飲酒文化の変化
このように、若者の飲酒に対する態度は確実に変化しています。健康志向やライフスタイルの多様化が進む中で、酒を敬遠する若者が増えている理由として、社会的な飲酒の場が減少していることや、個々の生活スタイルの変化が影響していると考えられます。また、インターネットの流行により、デジタルのコミュニケーションが一般化し、実際の飲酒の場が少なくなっていることも一因でしょう。
結論
この調査結果は、社会全体でのライフスタイルの変化を映し出しています。若者の“酒離れ”が加速する中、今後の飲酒文化にどのような変化が訪れるのか、注視したいところです。各世代の飲酒に対する認識と価値観の違いもますます鮮明になっています。今後もこの飲酒傾向の変化を追い続けることが大切です。
会社情報
- 会社名
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株式会社バザール
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- 神奈川県横浜市西区みなとみらいランドマークタワー43階
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045-640-3631