ArasがAlliance for OpenUSDに参加
製品ライフサイクルマネジメント(PLM)ソリューションのリーダーであるArasは、NVIDIA Omniverseと連携し、デジタルツイン技術を推進するため、最近Alliance for OpenUSD(AOUSD)に参加したと発表しました。
Alliance for OpenUSDの目的
AOUSDは、異なる業界間での相互運用性を確保し、OpenUSDの標準化と普及を目指すオープンな非営利イニシアチブです。このイニシアチブは、NVIDIA Omniverseをはじめとする最新のデジタルツインプラットフォームを支える基盤技術として、複雑な3Dシーンを構築し交換することを可能にします。
NVIDIA Omniverseは、そのライブラリやAPIを通じて、エンジニアリングや製造、運用の各分野でリアルタイムのコラボレーションやシミュレーションができる環境を提供します。Arasは、この統合によって、デジタルツインがより実用的で堅牢になると考えています。
デジタルツインの進化と要求
デジタルツイン技術が開発段階から実運用に進化する中で、組織は高精度な3D環境の他に、製品構成や要件、変更履歴、サービスデータといった、実際の製品やプロセスを定義するデータのライフサイクル管理が求められています。
統合が不十分であれば、シミュレーション結果が現実世界のシステムと乖離してしまうリスクがあるため、Arasの発表には重要な意味があります。
Arasのアプローチ
ArasのCTO、ロブ・マカベニーは、「オープンエコシステムは、全ての関係者にわたるイノベーションを促進します。AOUSDへの参加を通じて、没入型のデジタルツイン環境とライフサイクル全体で管理される製品およびプロセスを常に統合できるよう、支援していきます」と述べています。
ArasはAOUSDへの参加をもとに、以下の主な機能を展開していく予定です。
- - デジタルツインと製品構成を統合したデータセットを用いて、大規模な3Dビジュアライゼーションの生成
- - 3Dシーンをライフサイクルデータに直接結び付けることで、詳細なトレーサビリティの実現
- - リアルタイムでのデジタルツインビューをサポートし、運用状況に応じた構成変更を反映
業界の連携
ArasはCERNやSICK Sensor Intelligence、Microsoftなどの企業と連携し、NVIDIA Omniverseを活用したデジタルツイン環境の構築を進めています。これにより、エンジニアリングや運用、サービスにおけるデジタルスレッドのデータをリアルタイムで活用し、より正確なデジタルツインを実現することが期待されています。
SICKのジャービス氏は、「OpenUSDとNVIDIA Omniverseは、現実に即したシミュレーションを通じて、試運転の時間やコストの削減を実現します」と述べています。
CERNのデイビッド・ワイドグレン氏は、ArasのライフサイクルデータとNVIDIA Omniverseの融合によって、科学インフラの管理がさらに進化することを期待しています。
Arasの使命
Arasは、製品ライフサイクルマネジメントおよびデジタルスレッドソリューションのリーディングプロバイダーとして、顧客に拡張性の高い、柔軟でオープンなPLMソリューションを提供しています。公式ウェブサイトやSNSで最新情報を随時更新していますので、ぜひご覧ください。
公式ウェブサイト
Aras公式サイト
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