JBMIAが新たに創設した環境ラベル『Digital Printマーク』の意義とは
一般社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)は、この度商業デジタル印刷の分野で新しい環境ラベル『Digital Printマーク』を発表しました。このマークは、印刷物の受注企業や印刷業者に向けての利用促進を図るものです。
『Digital Printマーク』の特長
この新しいマークは、デジタル印刷の特性を最大限に活かしています。デジタル印刷は、伝統的な印刷方法と違い、刷版や現像液、湿し水といった資材を使わずに直接デジタルデータから印刷を行います。この特徴的なプロセスによって、資材の無駄を削減し、廃液の発生を抑えています。
さらに、デジタル印刷のオンデマンド印刷の特性により、必要な枚数だけを印刷することが可能です。これにより、余計な印刷物の発生や在庫の保管問題も解消されるなど、サステナビリティの観点からも非常に重要な役割を果たしているのです。
認定基準と申請プロセス
「Digital Printマーク」を取得するには、JBMIAが定めた認定基準を満たす必要があります。この基準では、少部数印刷物が対象となり、具体的には1回の印刷で5,000枚以下の印刷物に表示が可能です。印刷業者は、JBMIAの公式ウェブサイトを通じて申請を行うことができます。
これにより、発注企業や印刷業者は、デジタル印刷の特長を顧客に示すことができ、より透明性のあるビジネスコミュニケーションが可能になるでしょう。
環境省の登録と未来の展望
今回の『Digital Printマーク』は、自己宣言型の環境ラベルとして位置付けられ、環境省の「環境ラベル等データベース」にも登録されています。この登録により、印刷物を発注する企業と印刷業者は、自社の環境方針や取り組みを受け手に分かりやすく伝える手段として活用できるようになります。
結論
JBMIAが創設した『Digital Printマーク』は、商業デジタル印刷分野での環境への配慮を具体的な形で示すものです。これは、発注企業や印刷事業者が持続可能な経営を実現するための大きな一歩となるでしょう。今後、ますます環境意識が高まる中で、このマークがどのように業界に影響を与えるのか、注目が集まります。