斎宮文化芸術祭
2024-09-12 19:30:11

斎宮文化芸術祭で明和町の魅力を発信、インバウンド誘致を目指す

斎宮文化芸術祭が明和町で開催



三重県明和町にて、観光地域づくりを推進する一般社団法人明和観光商社が「斎宮文化芸術祭」を開催します。この祭りは、地域の観光資源を活かして訪日外国人を対象とした特別な体験を提供し、斎宮の認知度を高めることを目的としています。開催期間は9月から1月までで、様々なイベントや体験ツアーを通じて斎宮の魅力を発信します。

インバウンド誘致の背景



2023年、日本への訪日外国人数は2507万人を記録しました。しかし、三重県は都道府県別訪問率ランキングで29位となっており、明和町に訪れる外国人は昨年約400人と、全国的にはあまり注目されていない地域です。そこで、明和町では斎宮の文化資源を使い、持続可能な観光地域づくりの観点から外国人観光客を誘致する取り組みが重要視されています。

斎宮の魅力を体験するプログラム



斎宮跡は国指定の史跡であり、訪れる人々は埋蔵文化財の魅力を実感しきれない場合が多く、広大な面積が課題となっています。そこで、明和観光商社では、「斎宮文化芸術祭(SAIKU CULTURAL ART FESTIVAL)」を通じ、外国人にわかりやすく斎宮の魅力を伝えるプログラムを開発しました。

この祭りでは、プロジェクションマッピングや伝統遊び体験、地域の美味を楽しむ食のプログラムが盛り込まれています。特に注目すべきは「国史跡斎宮跡平安絵巻プロジェクションマッピング」で、歴史的な物語が視覚的に表現され、訪れる人々を引き込みます。

地域団体との連携



また、斎宮文化芸術祭は、地域の様々な関係団体とも連携しながら進められています。斎宮歴史博物館や竹神社などの機関と共同してプログラムを提供することで、多角的な文化体験を目指しています。関心のある訪日メディアに対しては、記事の掲載やSNSを通じたプロモーション活動を展開し、斎宮の認知度向上に寄与する狙いがあります。

特別な体験を提供



「斎宮文化芸術祭」の実施は、観光庁の「特別な体験の提供によるインバウンド消費の拡大推進事業」に基づいています。この取り組みは、地方公共団体や観光地域づくり法人、民間事業者が協力し、日本が誇る自然や文化、食などを活用し、新たなインバウンド需要を創出することを目的としています。

プログラムの一部を紹介



祭りでは、さまざまなアートや食のプログラムが予定されています。例えば、9月のバルーングローイベントや、11月の斎宮歴史博物館のプレミアムナイトタイムツアー、さらには伝統工芸のワークショップなどが目白押しです。これらのプログラムに参加することで、訪日外国人は日本の文化に触れ、特別な体験を得ることができます。

まとめ



このように、斎宮文化芸術祭は明和町が持つ豊かな文化資源を活用し、観光消費の向上を図る取り組みです。明和町の魅力を再発見し、訪日外国人との交流を深める絶好の機会となるでしょう。ぜひ、今後のイベントにご注目ください。


画像1

画像2

会社情報

会社名
一般社団法人明和観光商社
住所
三重県多気郡明和町斎宮3039-2
電話番号
0596-67-6850

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。