美瑛町に新たな文化発信拠点「ノンノの小屋」オープン!
北海道の美瑛町。その美しい風景は観光名所としても知られ、その魅力を引き立てる新たな施設が誕生しました。名付けて「ノンノの小屋」。このテイクアウト施設は、フェルム ラ・テール美瑛の敷地内に位置し、「食 × 農 × 観光」をテーマにしています。美瑛の自然の中に溶け込むように、地域の食材と美しい景観を楽しむための場所として、多くの人々に愛されることでしょう。
意味深い名前の由来
「ノンノ」という名前はアイヌ語で「花」を意味します。これは、北海道に住まうアイヌ民族の精神文化や自然との共生を意識したもの。彼らが自然の中で神聖視している「カムイ」(神)を感じながら、ここでのひと時が大切にされることを願っています。
建築に込めた思い
「ノンノの小屋」を設計したのは、著名な建築家の村山雄一氏でした。彼は「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」を手がけた実績を持ち、自身の理念とフェルム ラ・テールの理念が共鳴し合った結果、独特の建物が生まれました。その建物は小さくとも存在感があり、緩やかな曲線と自由な形状が特徴です。
彼は建物が「小さいけれどキラっと光るダイヤモンドのような存在感」となるよう、構造材に地元の唐松を使用して設計しました。それにより木の温もりを感じさせる、どこか懐かしさを伴った空間が仕上がりました。また、村山氏はこの作品が自身の遺作となってしまったことに深い思いを抱いていたとも伝えられています。
地元食材を生かした魅力的なメニュー
なぜ「ノンノの小屋」が多くの訪問者を引き寄せるのか、その魅力は何と言ってもメニューにあります。ここでは美瑛町や北海道の新鮮な食材をふんだんに使った特製メニューが楽しめます。
フェルムの丘 パルフェ
「ノンノの小屋」の限定メニューである「フェルムの丘 パルフェ」は、贅沢な美味しさを堪能できる一品です。アドナイさんの無添加ソフトクリームと、美瑛町のジャージー牛乳を使ったブラマンジェ、さらに完熟苺のジュレがドッキング。贅を尽くしたスイーツ、税込900円です。
無添加ソフトクリーム
アドナイさんによる無添加ソフトクリームは、濃厚でクリーミーながらもあっさりとしていて、体にも優しい一杯。税込540円と気軽に楽しめます。
鹿児島県産和紅茶「べにひかり」
この希少な紅茶も人気で、まろやかな味わいは他に類を見ません。こちらも540円で提供しています。
仲間との時間を楽しむひととき
美瑛町の「ノンノの小屋」では、ドライブの途中で立ち寄って特製メニューを味わったり、敷地内のベンチでリラックスするのも良いでしょう。母屋ではパンやスイーツも見学でき、自然とおいしさを堪能する貴重な体験が待っています。
ぜひ訪れてみてください!
この夏、美瑛の素晴らしい自然と食を楽しむため、是非「ノンノの小屋」を訪れてみてはいかがでしょうか。営業時間は10:00から17:00までで、定休日はありません。詳細は公式インスタグラムをチェックして、素敵なひとときをお楽しみください。
インスタグラムでの様子を見る
「ノンノの小屋」では、自然を身近に感じながら、美味しい食材と素敵な雰囲気を観賞しに来ることを心より感謝しております。