2025年の夏に発表された2027年卒業予定者向け就職人気企業ランキング
株式会社ダイヤモンド・ヒューマンリソースが実施した調査によって、2027年3月卒業・修了予定の大学生および大学院生の間で人気の企業が明らかになりました。この調査は1978年以来のもので、学生たちにとっての「就職人気企業ランキング」が発表されるとともに、企業選びにおける傾向が見えてきました。
競争が激化する就職市場
少子高齢化が進む日本では、若年層の労働力不足が懸念されており、新卒採用競争がかつてないほどに激化しています。この厳しい状況において、2025年のサマーインターンシップ市場も活況を呈しており、企業は学生との接点を増やし、採用活動に活用できるインターンシップ情報の収集に力を入れています。
人気ランキングの結果と特徴
文系男子ランキング
文系男子の間では、総合商社が非常に高い人気を誇っています。伊藤忠商事が7年連続で1位を獲得し、続く三井物産、丸紅、住友商事、三菱商事といった企業がトップ5を独占しました。総合商社の魅力は、その幅広い事業領域と国際的な舞台での活躍のチャンスにあるようです。金融機関もメガバンクを中心に人気が高く、三菱UFJ信託銀行やあいおいニッセイ同和損害保険がその中に名を連ねています。
理系男子ランキング
理系男子のランキングでも、丸紅が初の1位となり、伊藤忠商事や三菱商事などが続きました。理系の学生にとって、総合商社でのキャリアは広がりがあり、事業プロデューサーとしての役割が求められる点が魅力的です。また、デジタル投資の拡大を受けて、IT業界の人気も高まり、Skyや野村総合研究所がランキングに入っています。
文系女子ランキング
文系女子の調査においても、伊藤忠商事が4年連続で1位を獲得し、総合商社が文系女子でも圧倒的な人気を示しています。三菱UFJ銀行は、賃金差異の是正に向けた取り組みを進めており、女性の活躍を重視する環境が評価されています。
理系女子ランキング
理系女子部門では丸紅が2年連続で1位となりました。食品や消費財メーカーの人気が復活しており、味の素や資生堂、サントリーグループが上位に位置しています。理系出身者にも多様な活躍の場が提供されており、建築デザインや製品開発など幅広く活躍のフィールドが広がっています。
調査概要
今回の調査は、ダイヤモンド就活ナビ2027に登録している大学3年生および大学院生を対象に実施され、有効回答者数は3,692名にのぼります。調査は、メールや手渡しによるアンケート方式で行われ、ランキングはポイントを加重集計して作成されています。
会社概要
ダイヤモンド・ヒューマンリソースは1997年に設立され、就職支援や人材開発に関するサービスを提供しています。東京都文京区に本社を構える同社は、新卒メディア事業や人材紹介など幅広く展開しています。企業が求める人材を育成し、学生が夢を実現するための支援を続けています。知名度の高い企業が上位にランクインしている背景には、企業側の働き方改革や待遇改善の取り組みがあると言えるでしょう。
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