病児保育予約サービス
2025-09-01 14:03:25

東京都北区、病児保育の予約がスマホで完結する新サービス導入

東京都北区、病児保育予約サービスを導入



東京都北区では、2025年10月1日(水)から、病児保育予約サービス「あずかるこちゃん」が4つの病児保育室で活用されることが決まりました。このサービスにより、保護者はスマートフォンを通じて各施設の空き状況を確認し、予約を行うことができるようになります。これにより、従来の複雑な手続きが大幅に簡素化され、利用しやすさが向上します。

サービス導入の背景



これまでの東京都北区の病児・病後児保育サービスでは、事前に区への登録申請が必要で、さらには各保育施設への電話連絡で空き確認を行う必要がありました。この手間から、利用したい時にすぐにサービスを利用できないことがしばしばありました。新たに導入された「あずかるこちゃん」は、これらの課題を解決し、使用者にとってより便利なサービスを提供します。

北区の担当者によると、「他の自治体でも豊富な導入実績があり、これまでの問題をしっかり解消することを目指している」とのこと。このサービスにより、病児保育の利用がより容易になることが期待されています。

利用者の利便性が大幅に向上



病児保育は、病気や回復期の子どもを専門の保育士や看護師が預かるサービスです。けれども、手続きの複雑さからハードルが高く感じる保護者も多かったのが現実です。あずかるこちゃんの導入により、北区内の4つの病児保育室で、利用状況がリアルタイムで可視化されます。保護者はLINEやウェブを通じて施設を検索し、好きな時間に予約やキャンセルができるようになります。

これまで煩雑だった登録用紙の記入提出も、スマホを通じてのデジタル化が進み、手続きは大幅に簡素化されます。また、病児保育事業の認知度を高めるためのパンフレットやポスターも配布され、周知活動が進められます。このようにして、「使いづらさ」「認知不足」といった問題に対処しています。

保護者と施設の双方にメリット



北区の子ども未来部保育課のコメントによると、従来の電話連絡による確認では利用者と職員双方の負担が大きかったため、あずかるこちゃん導入で予約やキャンセルが容易になることは大きな改善です。これにより、病児保育をより身近な存在として理解してもらうことが期待されています。

また、保護者はいつでも簡単に病児保育室を検索・予約できるとのことで、アプリをインストールする必要もなくブラウザから手軽に使えるため、負担が軽減されます。さらに、導入された自治体では地域の病児保育室の情報を一元管理でき、より効率的な運営が実現できます。

現状と今後の展望



病児保育利用の現状として、株式会社グッドバトンが行った調査によれば、病児保育を利用したことがないと答える方が88%に上ったとのこと。また、利用しない理由として、手続きの煩雑さが挙げられています。あずかるこちゃんはこの面に力を入れ、より多くの保護者に病児保育の重要性を伝え、利用促進を図ります。これからも地域のニーズに応えながら、充実したサービスを展開していくことが求められています。

あずかるこちゃんは無償で利用できるものの、病児保育自体の料金は各自治体や施設によるものである点にも注意が必要です。今後も、利用者のために便利でありながら安心な病児保育サービスを目指していきます。

株式会社グッドバトンは、病児保育だけでなく、「産む」「育てる」「育つ」に関わる幅広い支援を目指しており、地域社会と共に歩むことを目指しています。

詳細は公式ウェブサイトをご覧ください: あずかるこちゃん

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会社情報

会社名
株式会社グッドバトン
住所
東京都中央区築地6丁目7-11-901
電話番号
050-3703-2017

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