日本のスタートアップが米国市場へ挑む
日本のスタートアップが、海外市場進出に向けた重要な一歩を踏み出しました。ジェトロが推進する「グローバル・スタートアップ・アクセラレーションプログラム(GSAP)」の一環として、米国市場での事業展開を目指す最終フェーズ(Phase3)に進む5社が発表されました。これは、内閣府と連携し、特にエンタープライズ向けのサポートに焦点を当てたプログラムです。
GSAPとは?
このプログラムは、日本のスタートアップが米国エンタープライズ市場において持続的な成長を実現するための実践型アクセラレーションプログラムで、次の3つのフェーズから構成されています。
- - Phase1: Market Discovery
- 米国市場が自社にとって「今進出すべき市場か」を検証。
- 顧客と共に概念実証(POC)を設計し、獲得。
- - Phase3: Traction & Sales Execution
- POCを実施し、商談を通じてトラクションを拡大。
このプログラム全体を通して、米国のアクセラレーターであるAlchemistXによる1:1のメンタリングや、米国企業、投資家ネットワークへのアクセスが提供されます。
Phase3の概要
Phase3に参加するスタートアップは、すでに米国市場への展開を拡大する準備が整った企業です。このフェーズでは、POCの実施や営業手法を実践しながら、米国市場での事業推進に向けた取り組みが行われます。約10週間にわたるプログラムは、2026年3月にサンフランシスコでのDemo Dayでの発表を経て、最終段階に入ります。
採択されたスタートアップ5社
以下のスタートアップがPhase3に採択され、米国市場での成功に向けて具体的な活動を開始します。
1.
建ロボテック株式会社
公式サイト
- 協働型ロボット「トモロボ」などを通じて、建設現場の生産性向上を図り、「世界一ひとにやさしい現場」を目指す。
2.
サスティナシード株式会社
公式サイト
- 企業のサステナビリティを支えるグローバルソリューションプラットフォームを展開。
3.
TC3株式会社
公式サイト
- 顧客向けID管理基盤とID統合を実現するTactnaを提供。
4.
Ubie株式会社
公式サイト
- AI技術を活用し、生活者向け「ユビー」や医療機関向け「ユビーメディカルナビ」を開発・提供。
5.
Uzabase USA, Inc.
公式サイト
- 日々のイノベーション情報のリサーチを支援するツール、SPEEDA Edgeを提供。
Demo Dayの開催
Phase3の集大成として、2026年3月に米国企業や投資家を招待したDemo Dayをサンフランシスコにて開催予定です。このイベントでは、スタートアップの最新の成果が紹介され、参加者が直接交流する貴重な機会が提供されます。Demo Dayへの参加を希望する方は、専用の登録フォームから登録を行うことができます。
関連情報
さらに情報を得るためには、GSAPに関する公式ページや、関連プログラムの詳細を確認することが推奨されます。スタートアップ業界の未来に期待が高まる中、これらの企業がどのように成長していくのか、目が離せません。