負熱膨張材料の新展開
2026-03-25 08:20:05

日本材料技研が新たに開発した負熱膨張材料の進化と可能性

日本材料技研が新たに発表した負熱膨張材料BNFO-WTの全貌



日本材料技研株式会社(本社: 東京都中央区、代表取締役社長: 浦田 興優)が、革新的な負熱膨張材料BNFOの新グレード「BNFO-WT」を開発し、販売を開始したことは、技術革新の大きな一歩と言えるでしょう。

BNFO、すなわちビスマス・ニッケル・鉄酸化物は、一般的な材料が温度の上昇に伴って膨張するのとは対照的に、温度が上昇すると収縮する特性を持つ画期的な材料です。この特性は、特に電子部品などの産業分野において、発熱に伴う熱膨張が信頼性に影響を与えるため、重要です。従来、こうした膨張を制御できる材料の選択肢は限られており、そのためBNFOの登場は非常に期待されています。

今回開発されたBNFO-WTは、温度変化に伴う相転移挙動を緩和するために複数の元素を添加し、組成を巧妙に制御することによって、常温から高温域にわたって連続的な負熱膨張特性を実現しました。その温度範囲は約40℃から150℃までに及び、これにより一つの素材が幅広い使用温度域に対応できるようになります。これは、電子デバイスが求める性能において非常に重要な革新です。

共同研究の成果

さらに、この革新的な材料は東京科学大学及びKISTEC(研究機関)と共同研究を通じて開発されました。特に、東正樹教授と西久保匠助教がベイズ最適化を用いて発明したことが、BNFOの工業的な製造プロセスの開発につながっています。日本材料技研は、こうした技術を駆使して新たな商業アプローチを確立し、市場での競争力を高めることを目指しています。

今後の展望

日本材料技研は、今後も量産技術のさらなる確立を進めながら、市場ニーズに応じた新しいグレードの開発や多様な用途の開拓にも意欲を燃やしています。負熱膨張材料は、精密樹脂成型部品や導電性ペースト、接着剤に至るまで、産業界の多岐にわたる分野での利用が期待されています。

この新材料がもたらす可能性は広がっており、特に電子機器のکہおける熱管理や性能向上に寄与することで、より信頼性の高い製品の開発を可能にするでしょう。日本材料技研は、こうした革新的な素材を通じて、業界の課題解決に貢献し続ける予定です。

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■ 日本材料技研株式会社概要
設立: 2015年8月
資本金: 3億円 ※資本準備金を含む
代表者: 代表取締役 浦田 興優
事業内容: 機能材料事業
企業ホームページ: https://www.jmtc.co.jp


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会社情報

会社名
日本材料技研株式会社
住所
東京都中央区日本橋本町2-3-4江戸ビル6階
電話番号

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